歴史的なモニュメント・遺産
スペインには、重要文化財(BIC)に指定されているモニュメント、遺跡、庭園、名所旧蹟、歴史的複合体が1万5600件以上もあります。類まれな非常に価値のある遺産で、その豊かさと多様性で注目されます。また、イベロ族やケルト人から、フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人を経て西ゴート族、アラブ人……スペインの領土で展開される 様々な文明、文化、時代 を代表する数々の事例が保存されています。この一連の遺産には、他にも アストゥリアスの前ロマネスク様式、ムデハル様式の建築物 や アル・アンダルスの芸術など、独特のユニークな芸術スタイルが見いだせます。そのため、スペインがユネスコの世界遺産リストに登録される場所が4番目に多い国であるのも不思議ではありません。例えば アルタミラの洞窟 の洞窟画や アタプエルカの古代遺跡、セゴビアの水道橋、クラナダのアルハンブラ宮殿 そして コルドバのメスキータから セビージャや ブルゴス の大聖堂、バルセロナの サグラダ・ファミリア まで、ほんのいくつかの例を見てみるだけで、スペインは、文化を巡る旅には欠かせない国だということがわかります。また、是非ご紹介したいのが スペインの世界遺産都市 15選。これらの街への旅は、期待を裏切りません。
