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ギフエロ産イベリコ豚の生ハムのカットの様子

ギフエロ産イベリコ豚の生ハムを堪能するためのルート

Salamanca

イベリコ豚の生ハムが好物だという方や生ハムの伝統的な製法について学んでみたい方、あるいはイベリコ豚が飼育されている場所を訪れてみたいと思う方は、このルートをたどることで、サラマンカ南東部(カスティージャ・イ・レオン州内)においてそういった体験をする機会を得ることができます。ここではギフエロ産イベリコ豚の生ハムが生産されていますが、この生ハムは、スペインに4つ存在するイベリコ豚の生ハムの保護原産地呼称のうちの1つであり、国内で最初にその認定を受けた生ハムでもあります。イベリコ豚の生ハムをまだ口にしたことがないという場合や、口に合うかどうかわからないという場合は、このルートをたどれば答えが見つかるはずです。ギフエロ産イベリコ豚の生ハムは、主に、ギフエロ、ベハル、カンデラリオといった基礎自治体にまたがって生産されています。30キロメートル強あるこのルートは、ベハル山脈の自然に囲まれながら続き、周囲にはコルクガシやセイヨウヒイラギガシが生える牧草地が果てしなく広がっています。同コースは日帰りの小旅行にぴったりですし、サラマンカ(車でおよそ1時間)やマドリード(車で2時間半ほど)などの都市から近いこともあって、手軽に楽しむことができます。

ルート:ギフエロ-ベハル-カンデラリオ

この地域には生ハムや腸詰製品を扱う企業が150社以上も集中しており、その中には、工場見学ができたり、試食に加え、イベリコ豚が飼育されている牧草地を訪問するといったアクティビティを用意したりしているところもあります。 ギフエロには「腸詰産業博物館」があり、この地域に伝わる生ハムの伝統を深く知るのに絶好の場所となっています。「エル・トレオン」(郊外に位置する、古い教会の後陣)およびマヨール広場(毎週土曜日に市場が開かれ、多くの人でにぎわう場所)が、この町の2大必見スポットです。ギフエロに足を運ぶなら、おすすめの月は2月です。というのも、豚をテーマにした地元の祭りである「典型的な屠殺フェアー」が週末ごとに開催されるからです。 

カスティージャ・イ・レオン州サラマンカ県ギフエロにある腸詰産業博物館

ベハルは、自然の中で一日を過ごすための、または、ベハル山脈で日帰りのハイキングを楽しむための素晴らしいスタート地点であるだけにとどまりません。この由緒ある小さな村には、公爵宮殿のほか、「エル・ボスケ」という名の立派な公園や城壁があり、注目に値します。6月になると「苔人間の宗教行列」が執り行われます。これは、聖体祭を祝うユニークなパレードです。ルートを締めくくるのは、カスティージャ・イ・レオン州で最も美しい村のひとつとされるカンデラリオです。そこに伸びる石畳の通りを徒歩で散策するのがおすすめです。一般建築、手入れの行き届いた入り組んだ狭い小道、そして穏やかな雰囲気のおかげで、街歩きが特別な時間となるでしょう。この村には、屠殺に焦点を当てた「腸詰の家博物館」があります。

ギフエロ産イベリコ豚の生ハムがどのようなもので、なぜ特別なのか

ギフエロ産イベリコ豚の生ハムは、舌触りがよく、脂が多く乗っていることで有名です。この地域の気候は冷たい風と短い夏が特徴ですが、そのおかげで、生ハムを自然な方法で、かつ通常よりも少ない塩の量で熟成させることが可能となっているのです。それゆえに、ギフエロ産イベリコ豚の生ハムの味わいは、他の生ハムより甘味が引き出されているというわけです。そのうえ、この土地の豚はドングリを食べて育つため、その豚から作られる生ハムには、オレイン酸をはじめとする健康に良い脂肪が豊富に含まれています。

カスティージャ・イ・レオン州サラマンカ県ギフエロの山間部にいるイベリコ豚
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