Travel Safe

安全に旅するためのアドバイス 最新ニュース
マドリードのレティーロ公園にあるクリスタル宮殿

光のある風景:マドリード中心部の世界遺産

none

マドリードで訪れることができる魅力的な場所のいくつかは、シベレス広場とカルロス5世広場の間にあるプラド通り、レティーロ公園、ヘロニモス地区にあります。2021年7月には、「光のある風景」という名称で、この地域全体が「文化的景観」のカテゴリーでユネスコ世界遺産に登録されました。 ヨーロッパ初の並木道を歩いたり、プラド美術館などの世界的に有名な美術館を訪れたり、アルカラ門のようなマドリードのシンボルとなっているモニュメントを見たり、クリスタル宮殿を囲む庭園などの幻想的なスポットで静かに座って過ごしたりすることができます。実際、このエリアのおかげで、マドリードはヨーロッパで初めて、歴史的都市景観として世界遺産に登録されました。 

  • マドリードの国立プラド美術館の外観

    自然、文化、科学をつなげてきた数百年

    この景観がユネスコに選ばれた理由のひとつは、自然、文化、科学を都市の環境に融合させている点にあります。実際、16世紀の時点で、マドリードはヨーロッパの首都としては初めて、階級に関係なくすべての市民がレジャーや散策を楽しめる大きな並木道を備えていました。 啓蒙時代のプラド通りには、自然史研究室や王立植物園、マドリード王立天文台などの施設があったため、当時としては先進的な都市モデルが構築されており、それがスペインの他の都市やラテンアメリカにも広まっていきました。 現在、このスペースは190ヘクタールの面積を持ち、そのうちの75%が緑地で、21の重要文化財があります。  

  • 左:ティッセン美術館の入り口 © JJFarq / 中央:ソフィア王妃美術館の中庭 © ItzaVU / 右:マドリードにある国立プラド美術館のベラスケス像

    お好みに応じた美術館・博物館

    アルテ駅周辺エリアを出発しプラド通りに沿って歩いていくと、ソフィア王妃芸術センター国立プラド美術館国立ティッセン=ボルネミッサ美術館という、マドリードで最も有名な3つの美術館があります。ベラスケスの「ラス・メニーナス」、ピカソの「ゲルニカ」、ゴヤの「黒い絵」など、これらの美術館で見ることができる世界的に有名な芸術作品の数は、あなたを感動させることでしょう。このエリアには、海事博物館国立装飾芸術博物館国立人類学博物館カイシャフォーラムとその不思議な垂直庭園などの興味深い博物館もあります。

  • マドリードで最も美しい庭園の数々

    国立プラド美術館の隣には王立植物園があり、100万枚以上の植物標本、約1万枚のデッサンを所蔵する記録保管所、そして5,000種の生きた植物を擁しています。この庭園を散策するのは本当に楽しいもので、盆栽のコレクション、彫刻、温室などは一見の価値があります。写真展や音楽を聴きながら楽しむ月夜の散歩など、魅力的なアクティビティが一年を通して行われています。しかし、首都にある最も有名な緑地と言えば、やはりレティーロ公園です。125ヘクタール以上の敷地に1万5,000本以上の木が茂っており、ここで1日を過ごすのはとても貴重な経験になるでしょう。展望台でもあるアルフォンソ12世のモニュメントを眺めながら池でボートに乗ってみたり、ベラスケス宮殿やクリスタル宮殿で展覧会を鑑賞したり、「堕天使」などの有名な彫像や壮大な噴水の写真を撮ったり、バラ園やフランス式花壇を鑑賞したりと、様々な楽しみ方があります。そして何よりも、公園の隅々まで散策することで、地元の人や観光客が自然の中でスポーツをしたりリラックスしたりする場所としてここを選ぶ理由を体感してみてください。

  • 左:レティーロ公園のモヤノ坂 © JJFarq / 右:マドリード王立天文台のハーシェル望遠鏡 © Procy

    読書するにも宇宙への思いを馳せるにもぴったりな場所

    このプラド通りのエリアには、他にも2つの見どころがあります。哲学、文学、芸術、エッセイ、絶版本、古いコミックなどの本を販売する30台の木製スタンドが並ぶ美しい歩行者天国、モヤノ坂は、本好きの方にはたまらない場所です。作家のサイン会のほか、詩の朗読会などの様々な活動が行われています。一方で、レティーロ公園に隣接する丘の上にあるマドリード王立天文台のガイドツアーもお勧めです。また、天文学者ウィリアム・ハーシェルが設計した反射望遠鏡のレプリカも大きな特徴です。

  • マドリードの景色

    思い出に残るモニュメントや見晴らしの良い場所

    このような素晴らしい文化的オファーに加えて、このエリア周辺を歩くと、ネプチューンの噴水やシベレスの噴水、立派な文化センターやレストラン、市内を一望できる展望台を併設したマドリード市庁舎、カサ・デ・アメリカ、下院議会、リッツやパレスなどの歴史的なホテル、ロス・ヘロニモス教会、証券取引所、アルカラ門など、マドリードで最も有名な場所やモニュメントを見つけることができます。この歴史的なエリアが世界遺産に登録されたことで、マドリードは世界で最も魅力的な旅行先の一つとして注目されるようになり、この地域で既に登録されている4つの遺産に加わることになりました。その4つの遺産とは、エル・エスコリアル修道院アルカラ・デ・エナーレスの歴史地区、アランフエスの文化的景観、そしてモンテホのブナ林です。さらに、合計49カ所の世界遺産を誇るスペインは、登録されている遺産の数が世界第3位の国としての地位を固めています。 知識の光、本の光、木の葉の間から差し込む太陽の光、そしてマドリードの有名な夕暮れの光に照らされてみませんか。この光はすべての人のためのものです。 

に関する詳細をごらんください