バルセロナの景観

2日間で巡るバルセロナ

Barcelona

世界で最も有名な都市のひとつ


多彩な文化的催し・レジャーを楽しめるバルセロナは、世界で最も多くの人が訪れる都市のひとつです。国際都市らしく、ここではほとんどどんなプランでも楽しめます。初めて訪れるなら、週末を利用して主な見どころを巡り、街の雰囲気に浸って、次回の訪問につなげるのもよいでしょう。バルセロナを巡るには2日間では足りませんが、できる限り楽しんでみましょう。

1日目

バルセロナ観光の1日目は、旧市街地、港町としてのバルセロナ、モンジュイックからの眺望を中心に巡ります。

歴史地区を散策

朝はまず、バルセロナで最も趣のあるゴシック地区で朝食を取りましょう。ここには昔ながらのチョコレート店や菓子店が数多くあります。その後は、古代ローマ時代や中世の面影を残す路地を気の向くままに歩いてみてください。レイ広場バルセロナ大聖堂サン・フェリプ・ネリ教会カタルーニャ州政府宮殿、市庁舎サンタ・マリア・デル・ピ教会などを巡りましょう。自治政府庁舎とカノンジャス邸を結ぶ美しいビスベ橋をはじめ、まるで物語の世界から抜け出したような場所に出会えます。

左:ゴシック地区の入口/中央:バルセロナ大聖堂/右:カタルーニャ州バルセロナのビスベ橋

ここから、街で最も有名な通り、ランブラス通りへ向かいます全長1,200メートルにわたるこの通りは、バルセロナを訪れたら外せません。沿道にはテラス席、ストリートパフォーマー、花屋、キオスクが並び、歩いていくとラ・ボケリア市場(スペイン料理教室に参加してみてはいかがでしょうか)、レアル広場、リセウ大劇場などの名所が現れます。ランブラス通りが海に突き当たる場所には、街を高所から一望できる象徴的なコロン展望台があります。

海を眺めながらのランチとモンジュイック行きロープウェイ

ランブラス通りの終点には、ポルト・ベル(旧港)と呼ばれるエリアがあります。モル・デ・ラ・フスタ(木材埠頭)を歩いていくと、現代彫刻や停泊中の船を眺めながら、バルセロネタ・ビーチまでたどり着きます。周辺にある、パエリア、フィデウア、魚介料理の専門店に席を予約しておきましょう。海を望むテラス席なら、なお理想的です。天気がよければ、海に入ってひと泳ぎするのもよいでしょう。

カタルーニャ州バルセロナのモンジュイック行きロープウェイからの眺め

夕食までに時間があり、港や街を見渡す素晴らしい景色を楽しみたいなら、午後はモンジュイックの丘へ上ってみましょう。パラレル駅からフニクラとロープウェイを利用して簡単にアクセスできます。丘にはカタルーニャ国立美術館ジョアン・ミロ財団があります。家族旅行なら、モンジュイックの丘にあるポブレ・エスパニョールにも立ち寄る価値があります。スペイン各地の建築や特色を再現した、ユニークな屋外施設です。通りや広場、職人の工房、文化施設を巡れば、バルセロナにいながらスペイン各地を旅するような体験ができます。時間が限られているなら、バルセロナの緑のオアシスである、美しいシウタデリャ公園を少し散策するのがおすすめです。

魔法の泉と、ラバル地区またはボルン地区でのディナー

モンジュイックまで足を延ばしたなら、その夜はぜひ「モンジュイックの魔法の泉」で、光と音楽と水が織りなすショーを鑑賞しましょう。開催時間は季節によって異なりますが、通常は20:00~22:00です。

夕食には、魅力あふれるおしゃれなボルン地区に向かうのもよいでしょう。この地区には、ピカソ美術館サンタ・マリア・デル・マール教会といった街の名所もあります。夕食を取り、その後の最初の一杯を楽しむのにぴったりです。

必見スポット

見どころ


2日目

バルセロナ観光の2日目は、モデルニスモ建築、とりわけアントニ・ガウディの作品を中心に巡ります。

カサ・バトリョとラ・ペドレラで過ごす午前

この日はカタルーニャ広場からスタートし、定番のパン・コン・トマテで朝食を済ませたら、グラシア通りにあるカサ・バトリョまで10分足らずで歩けます。カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)は、その少し先のプロベンサ通りにあります。ガウディが設計し、ユネスコ世界遺産にも登録されているこの2つのモデルニスモ建築は、外観だけでも目を引きます。時間があれば内部も見学し、ガウディの豊かな想像力と独創的な造形についてさらに知ることをおすすめします。

左:カサ・ミラ © Jaroslav Moravcik/中央:カサ・バトリョの内部 © Montipaiton/右:カタルーニャ州バルセロナのカサ・バトリョ © Alan Tan

なお、カタルーニャのモデルニスモを詳しく知るには、「ガウディとモデルニスモのウォーキングツアー」に参加するのがおすすめです。せっかくグラシア通りにいるのですから、自分へのご褒美にショッピングも楽しみましょう。ここには、街でも特に高級なブランド店が集まっています。

サグラダ・ファミリア:バルセロナを象徴する存在

バルセロナ・バス・トゥリスティックのブルールートは、ユネスコ世界遺産のサグラダ・ファミリアの目の前に停車します。入場券は事前に予約しておくことをおすすめします。旅はいよいよ特別な場面を迎えます。これから、世界建築の象徴ともいえる、ガウディの最も有名な作品を見学するのです。1882年の着工以来、現在も建設が続いていますが(完成は2036年の予定)、独創的な塔に上ってバルセロナの壮大な眺めを楽しむ価値があります。ちなみに、路面電車の事故で亡くなったガウディ本人がここに埋葬されていることをご存じですか?

カタルーニャ州バルセロナのサグラダ・ファミリア

グラシア地区でのランチとグエル公園

同じブルールートを利用すれば、グエル公園にも行けます。ただし、その前にグラシア地区へ立ち寄って昼食を取りましょう。ここは、バルセロナでも特に個性豊かな地区のひとつです。「昔ながらの下町らしい暮らし」が残っており、住民同士の温かな雰囲気が感じられます。老舗のバーやレストランに加え、新進デザイナーの店や多国籍料理の飲食店も増えています。

左:グラシア通り/右:カタルーニャ州バルセロナのグエル公園

昼食後は、ガウディの作品であり世界遺産でもあるグエル公園を散策しましょう。夕日を眺めるのにも絶好の場所です。ドラゴンの階段、百本柱の間、街のパノラマを背景にした場所など、思わず写真を撮りたくなるスポットがたくさんあります。公園の秘密を詳しく知りたい方には、複数言語で実施される50分間のガイドツアーもあります。

美食を楽しむディナー

旅を華やかに締めくくりたい方や高級料理がお好きな方は、街の名店で食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。その多くはアシャンプラ地区にあり、ラサルテ、モーメンツ、カエリス、ホフマン、ディスフルタール、シンク・センティッツ、ビア・ベネトなど、選択肢は豊富です。あるいは、ポルト・ベルで地中海の風を感じながら、マレマグナムの店で楽しいひとときを過ごすのもよいでしょう。

おまけのプラン

バルセロナの見どころをすべて2日間に収めるのは難しいものです。そこで、もう少し時間に余裕がある場合、たとえば週末を通して訪問できるようなら、金曜日の午後には、中心部からやや離れた興味深いスポットをさらに2か所巡ることをおすすめします。

左:ティビダボからの眺め/中央:カルメルのバンカーから望むバルセロナ/右:カタルーニャ州バルセロナのカンプ・ノウ外観

1つ目のプランは、フニクラに乗ってティビダボ山まで行くことです。山頂にはバルセロナの遊園地があり、子ども連れにぴったりです。2つ目は、やや知名度は低いものの、特に若者に人気の個性的なスポット、カルメルのバンカーを訪れるプランです。中心部から少し離れていますが、多くの人がバルセロナ随一の展望スポットと考えています。V17、24、92、114、119番のバスで近くまで行けますが、降車後は約10分歩きます。夕暮れとともに街に明かりがともっていく様子は必見です。もちろん、サッカーファンのことも忘れてはいません。文化観光だけでなく、FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウの内部を見学したい方には、「カンプ・ノウ・エクスペリエンス」がおすすめです。博物館、トロフィー展示エリア、選手用トンネル、記者会見エリアなどを巡ります。

必見スポット

見どころ


アドバイスとおすすめ

備考

初めてバルセロナを訪れる方や、観光する時間が限られている方には、主な観光名所を効率よく巡れる「バルセロナ・バス・トゥリスティック」がおすすめです。こちらで、市内で参加できる各種ツアーやガイド付き見学をご紹介しています。バルセロナから行ける人気の日帰り旅行先には、フィゲラスとダリ美術館、ポルト・アベントゥーラとフェラーリ・ランド(特に子ども連れにおすすめ)、モンセラートと有名な修道院などがあります。

このルートを楽しむ時期

街を訪れる特別な時期としておすすめなのが、人気の2つの祭りに合わせた日程です。その祭りとは、サン・ジョルディの日(4月23日、世界本の日)とラ・メルセ祭(9月24日前後の1週間)です。

健康的なコース

健康を維持したいとお考えの方は、この街でも特に象徴的な場所を訪れながら、この1万歩のコースを踏破してみてください。

健康的なコース
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