シウタデリャ公園

バルセロナの卓越したこの都市公園は、フェリペ5世がスペイン継承戦争の終わりに建設を命じ、1715年以来壮大な要塞であった土地と施設を公共の庭園に変えるべく、1870年頃、ジョセップ・フォンセレによって設計されました。19世紀後半の最初の万国博覧会を約18ヘクタールの土地で開催する事に割り当てられたこの場所は、当初のプロジェクトにかなりの変更が加えられ、面積のほぼ50％を使用した動物園の創設など、後になって大きな改変を強いられました。この公園では、独特の記念碑的な要素が保存されており、ロマンチックで自然風景式の小道や散策道で、多種多様な樹木を鑑賞することができます。