
カラバカの十字架の道:ムルシア州を深く探索
「カラバカの十字架の道」は、ムルシア州で何世紀にもわたって受け継がれてきた風景や町、伝統を発見するまたとない機会を提供します。この8つのルートからなるネットワークは、宗教的な目的に加えてハイキングや歴史、郷土料理も楽しみたいという方に最適です。徒歩、自転車または乗馬で巡るのに適したこれらのルートは、この地域の文化遺産や自然遺産とつながり、豊かな体験を得るためのすぐれた手段です。すべてのルートの目的地はカラバカ・デ・ラ・クルスです。この町はキリスト教世界の五大聖地の一つで、13世紀以来、聖十字架のバシリカ聖堂への重要な巡礼地となっています。そこにはリグヌム・クルシス(十字架の聖遺物)が保管されています。これは、宗教的伝承によればイエス・キリストの十字架の一部とされるものです。サンティアゴ巡礼路の「コンポステラ」と同様に、カラバカ巡礼を達成するには、各行程で、公共施設、宗教施設、宿泊施設にて巡礼者手帳にスタンプを押してもらう必要があります。道の終わりに待つ芸術と祭りカラバカ・デ・ラ・クルスに到着すると、バシリカ聖堂に加えて、城壁の14の大塔や、「バニャデロ」と呼ばれるバロック様式の小堂(町の守護聖人祭の期間中、毎年5月3日に十字架を水に浸す儀式が行われる場所)、ルネサンス様式のエル・サルバドル教会などに感銘を受けるでしょう。日程をうまく調整すれば、「サンティシマ・ベラ・クルスの祭り」(5月1日~5日)に合わせて訪れることができ、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「ワイン馬の競走」や、バランダ地区の「クアドリジャスの祭り」(1月最終日曜日)などの特別な行事も楽しめます。 「カラバカの十字架の道」のネットワークを構成する8つのルートのうち、どのルートでムルシア州を巡ってみたいですか。
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レバンテの道
- 起点と距離:オリウエラ(アリカンテ県、118キロメートル/5区間)。- コース:この地域を東から西へ横断し、全体的に上り基調です。アリカンテ県から始まり、最初の区間ですでにムルシア州に入り、ムルシア市に到達します。セグラ川の川岸とムルシアの果樹園地帯を進んだ後、「月面のような景観」または「バッドランズ」と呼ばれる地域(浸食による独特の地形)に入り、ムーラ方面へ向かいます。その後、松林やアーモンドの木々が風景を鮮やかな緑で彩ります。このルートはブジャスやセエヒンも通過します。- 特徴:現在、整備されたルートと案内表示により、カラバカへの巡礼ルートとして最も人気があります。オリウエラからモリーナ・デ・セグラまでの最初の2区間は長距離トレイルGR-127リオ・セグラと重なり、一部はセグラ川の堤防沿いの遊歩道とも共通しています。モリーナ郊外ではノロエステ・グリーンウェイ自然道に接続し、旧駅舎がホステルに改装されている様子を見ることができます。グリーンウェイは、廃線となった鉄道路線を歩行やサイクリング用に整備したルートです。
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アルガルの道
- 起点と距離:ロルカ(69キロメートル/2区間)。- コース:南から北へ進み、第1区間はサルシージャ・デ・ラモスで終わり、第2区間はラ・エンカルナシオンを経てカラバカに至ります。そこでは聖域とイベロ・ローマ時代の遺跡が見どころです。- 特徴:この2区間のルートは「アルガルの道」の始まりにあたり、サンティアゴ巡礼路の広大なネットワークの一部を構成しています。カラバカからモラ(トレド県)へと続き、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう他の巡礼路と接続しています。
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地中海の道
- 起点と距離:カルタヘナまたはマサロン(140キロメートル)。- コース:これら海沿いの2つの町のいずれからでも出発でき、やがて合流してトタナを通過し、シエラ・エスプーニャ保護区周辺を進みます。最後は「アルガルの道」および「ベレスの道」とルートを共有します(ラ・エンカルナシオンからの最後の11キロメートル)。- 特徴:海岸から出発する唯一のルートです。
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リグヌム・クルシスの道
- 起点と距離:グランハ・デ・ロカモラ(アリカンテ県、118キロメートル/6区間)。- コース:アバニージャやウレアを通り、農地の広がる地域を進みます。ムーラ付近で「レバンテの道」と合流し、カラバカへ向かいます(最後の2区間)。- 特徴:この名称は、キリストの十字架の断片が崇拝されている寺院を擁する町々を結ぶルートであることに由来します。
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十字架の聖ヨハネの道
- 起点と距離:ベアス・デ・セグラ(ハエン県、160キロメートル/6区間)。最後の1.5区間(約40キロメートル)がムルシア州内を通ります。- コース:高低差が大きく難易度は高いですが、アンダルシア州(ハエン県)とカスティージャ・ラ・マンチャ州(アルバセテ県)にまたがる美しいセグラ山脈を通り、北西のエル・サビナールを経てムルシア州に入ります。- 特徴:スペインの作家であり宗教家でもある「十字架の聖ヨハネ」の足跡をたどりリスボンへと続く巡礼路の、東側のルートにあたります。
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ベラ・クルスの道
- 起点と距離:プエンテ・ラ・レイナ(ナバーラ州、900キロメートル/29区間)。150キロメートル/6区間がムルシア州内を通ります。- コース:ムルシア州北部の広い範囲を巡り、ジェクラ、フミーリャ、シエサ、カラスパーラ、モラタージャなどの主要な町を通過します。- 特徴:ナバーラ州、アラゴン州、カスティージャ・ラ・マンチャ州、バレンシア州と、スペインを南北に横断するため、サンティアゴ巡礼路の「フランスの道」よりも長い、本格的な巡礼ルートとなっています。
スペイン公式観光ポータル「spain.info」で、その他のルート、都市、記念碑、自然、博物館、特別な目的地をご覧ください。
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