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 ガリシア州ア・コルーニャのフラガス・ド・エウメ自然公園にある吊り橋

ガリシア州の自然スポット5選

ガリシア

スペイン北西部のこの地域は、気晴らしするのにぴったりの旅行先です。グルメや文化、村々、そして何よりもその風景は、ここでしか味わえないものです。ガリシアには、素晴らしいラス・カテドラレス・ビーチのような有名な場所もあれば、自然の中に位置し、あまり知られておらず、かつ息を呑むような美しいスポットもあります。本稿では、スポーツやアウトドア、バードウォッチングを楽しむのに最適なスポットを5カ所ご紹介します。いわゆる「グリーン・スペイン」と呼ばれる場所です。深呼吸をして、心ゆくまで静けさに浸ってください。

  • ガリシア州ア・コルーニャのコルベド砂丘群およびカレガル潟・ビシャン潟自然公園

    ガリシア州最大の砂丘

    コルベド砂丘群およびカレガル潟・ビシャン潟自然公園では、ガリシア州最大の砂丘が絶え間なく動いています。この砂丘群を作り上げているのは風であり、風こそがその境界を自由に決めているのです。保護区間のため砂丘を歩くことは禁止されていますが、この地域に行けば、アロウサの河口やムロス・イ・ノイアの河口のほか、ビシャン(淡水)やカレガル(海水)などのラグーン、オ・ビラールやア・ラデイラなどのビーチを楽しむことができます。 公園内には、ペドラ・デ・ラやカストロ・ダ・シダーなどの見晴らしの良い場所や、アシェイトスの巨石ドルメンがあります。20キロ北には、ガリシアで最も保存状態の良い要塞集落であるカストロ・デ・バローニャもあります。 また、バードウォッチングがお好きな方には、鳥類学的魅力にあふれたコルベドは理想的なスポットです。ビシャンのラグーンには鳥類観測所があり、カモ、ウ、ハクチョウ、アオサギなどを見ることができます。アプリ「Birding Galicia」をダウンロードすれば、このアクティビティを楽しむための最適な旅程にアクセスできます。

  • ガリシア州ア・コルーニャのフラガス・ド・エウメ自然公園

    ヨーロッパで最も保存状態の良い大西洋岸の森林のひとつ

    フラガス・ド・エウメ自然公園では、樹齢100年以上のニレ、コルクガシ、カシの木に囲まれた小道に沿うようにして、公園と同じ名前の川がすべての緑の色合いを作り出しています。ガリシアの海岸線にある原生林の代表的な例です。この完璧な保存状態は、9000ヘクタールの土地に500人以下の人々しか住んでいないという事実に大きく起因しています。そのため、8つの標識付きハイキングルート(オス・エンコメンデイロス・ルートやオス・セルケイロス・ルートなど)を歩くたびに、まるで未開の地に足を踏み入れたかのような錯覚に陥ります。森の中には、10世紀以上の歴史を持つカアベイロ修道院があり、壮大な景色が広がっています。そしてもうひとつの興味深い点は、公園内に再生可能エネルギーの普及を目的とした「ソタベント実験風力発電所」があることです。歩くよりも漕ぎたいという方は、カヤックに乗って、フレイ・ベルムス川がエウメ川に合流するまでの10キロに渡って公園内を探索することができます。また、この公園には30種近くの両生類・爬虫類をはじめ、103種の鳥類、野生の猫を含む41種の哺乳類が生息しています。

  • ガリシア州オウレンセのバイシャ・リミア=セーラ・ド・シュレス自然公園

    歴史と大自然の拠点

    バイシャ・リミア=セーラ・ド・シュレス自然公園の自然は、様々な方法で楽しむことができます。新種の植物や動物を見てみたいという方は、2009年に生物圏保護区に指定されたこの場所に行けば、150種以上の鳥類のほか、シュレスのユリなどを含む117種の固有植物、さらには在来種のカチェナ牛などを見ることができます。また、ハイキングもおすすめのアクティビティです。ビア・ノバの自然遊歩道は、2000年以上の歴史を持つ古代ローマの石畳道に沿って走っているため、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。一方、オ・シュレスのルートはどんなレベルにも対応しており、川や魅力的な村が主役の、他に類を見ない景観が広がっています。ア・フェチャの滝のような絶景や、20%の勾配で建てられたカソラスのような驚くべき村を見ることができます。また、セーラ・ド・シュレスのマウンテンバイクセンターには、250キロ以上に及ぶ9種類のルートが用意されています。巨石ルートやオウテイロ・デ・セラ森林公園ルートが特に有名です。詳しい情報:https://www.turismo.gal/

  • ガリシア州オウレンセのオ・インベルナデイロ自然公園

    時が止まったような自然

    約6000ヘクタールの自然を五感で楽しむことができるオ・インベルナデイロ自然公園は、人がほとんどいない美しい山岳地帯の中心部にあります。リベイラ・グランデ川とリベイラ・ペケーナ川は、何千年もの間、この唯一無二の景観を作り出してきました。セルカドスのルート上で見られるシカ、ダマジカ、山ヤギ、ムフロン、シャモアなどの生息地となっている自然公園です。運が良ければ、ワシやタカ、クロハゲワシだけでなく、この山に生息するオオカミの群れを見ることもできます。サイクリングがお好きな方には、公園の隣にマウンテンバイクセンターがあります。各レベルに対応した、240キロ以上に及ぶ12種類のユニークなルートを取り揃え、あらゆる種類のサービスを提供しています。ブドウ畑が広がる山の斜面に建つバロック様式の聖地「アス・エルミダス」は、写真撮影にぴったりの場所です。 

  •  ガリシア州オウレンセのセーラ・ダ・エンシーニャ・ダ・ラストラ自然公園の展望台

    ガリシアの地中海

    そう、まさに地中海のような場所なのです。オウレンセ県の中心部にありながら、地中海を思わせる風景が広がっています。セーラ・ダ・エンシーニャ・ダ・ラストラ自然公園の名前は、何百年もの間、この地を横断する旅人のベンチマークとなっていた大きなセイヨウヒイラギガシ(スペイン語で「エンシーナ」)に由来しています。地中海性気候と石灰岩の土壌が独特な環境を生み出しており、洞窟では青銅器時代の考古学的遺跡が発見されるなど、洞穴学者や歴史研究者にとって非常に魅力的な場所となっています。この分野に興味をお持ちの方は、コバスとビオブラにあるビジターセンターで詳細をご覧いただけます。タチジャコウソウの香りが漂う牧草地を訪れたり、25種類以上のランの花を見たりすることもできます。また、洞窟ではなく空を観察したいという方は、双眼鏡でイヌワシやハヤブサを観察することで鳥類学者気分を味わうことができます。というのも、この公園にはガリシアで最も多くの繁殖鳥が生息しているからです。なんといっても、自然公園を横断するルートを徒歩や車で辿りながら観察できるのが魅力です。

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