Travel Safe

安全に旅するためのアドバイス
リバデオにあるイリャ・パンチャの灯台

色が持つ意味と色がかき立てる感情にインスピレーションを受ける旅行

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心理学やマーケティングといった学問では、色が私たちの感情をかき立てることが証明されています。感動を覚えることが旅行に行く際のモチベーションの一つであるなら、好きな色に触発されるような休暇を準備するのはいかがでしょう? 色を通して感動を伝えてくれるスペインの景色をご紹介します。静けさや安全が確保され、信頼できる場所をお探しですか? 青がお気に入りですね。力強さや魅力にあふれた、冒険できる目的地がお好みですか? 間違いなく赤がお好きなことでしょう。環境保護に関心があり、穏やかな生活リズムの方ですか? 緑がよい選択肢です。

青い風景:信頼、安全、安定の色。静けさを届けるもの

「…このように 水に沈んだ 青空のあいだにおれたちの眼は ぼやけかすんで やっと気がつくのだ 力強い大気と 海の中の鍵に」パブロ・ネルーダ作「百の愛のソネット」。空と溶け合う場所で視界から消えてしまう、果てしなく続く海を目の前にして。深い呼吸。平安。バレンシア州にあるコスタ・ブランカのビーチでは、ヨガや瞑想の実践がますます盛んになっていることはご存じでしたか? ターコイズブルーの水をたたえるバレアレス諸島の入り江は、明らかに、静けさを伝える風景の一例といえます。コスタ・デ・ラ・ルス(アンダルシア州南部)は、ひときわ青い空やリラックスできる広大なビーチで有名です。バルセロナのような大都市を訪れる場合でも、青が支配するパノラマ風景をご覧いただけます。晴れた日には、カルメル要塞やティビダボ遊園地にある展望台まで行って、無限に広がる青色にひたりましょう。こういった感覚は、ガリシア州ではさらに強まります。いくつかの灯台を訪問すれば、古代、フィステーラ岬が世界の果てとみなされていた理由がわかるでしょう。

マヨルカ島のマガルフ海岸

赤い風景:情熱と冒険の色。力を届けるもの

抒情的な風景、または未踏の地がお気に入りですか? 赤の中でも情熱的な赤がお好みなら、主に4月から5月にかけて花を咲かせるケシ畑に魅了されるはずです。有名なものとしては、モンテス・デ・トレド地域(カスティージャ・ラ・マンチャ州)や、アラバ県(バスク州)南部とブルゴス県(カスティージャ・イ・レオン州)北部をまたぐ平原のケシ畑があげられます。もっと冒険心が旺盛な方でしたら、ラス・メドゥラス(カスティージャ・イ・レオン州レオン県)や、火山性のランサロテ島(カナリア諸島)の赤々とした風景にうっとりすることでしょう。前者はローマ時代に露天掘りの鉱山だったスポットで、現在ではユネスコの世界遺産に登録されています。後者は生物圏保護区であり、ティマンファヤ国立公園の月面のような風景に驚くはずです。赤々とした地面で、火山のまっただ中にある特別な場所。最後になりますが、非常に都会的で、それを目にするには多少の運を必要とする赤い宝物をお勧めします。頻繁に起こることですが、特に12月と1月にかけ、マドリードの夕暮れ時には空が夕焼けで染まるため、ラス・ビスティージャス庭園やデボッド寺院といった場所のほか、シルクロ・デ・ベジャス・アルテスの屋上に代表される有名なテラスの数々から、その輝きをお楽しみいただけます。

トレド県のブルニョン峡谷、別名グアダムル大峡谷

緑の風景:自然、持続可能性、生命の色。希望を届けるもの

ガリシア州、アストゥリアス州、カンタブリア州およびバスク州が「グリーンスペイン」として知られていることはご存じですか? この別名は、その土地の特徴を非常によく表しています。その風景は純粋な自然にあふれており、リベイラ・サクラ(ガリシア州)、ピコス・デ・エウロパ国立公園(アストゥリアス州、カンタブリア州、カスティージャ・イ・レオン州にまたがる)、またはパシエゴス渓谷(カンタブリア州)のような空間を擁していることから、ここでは周辺環境に接したり、活力を取り戻したりしないわけにはいきません。解放感や自然とのつながりは、スペインにある15の国立公園のいずれにおいても簡単に手に入れることができます。さまざまな国立公園がありますが、最も壮観な緑色の景色といえば、おそらくオルデサ・イ・モンテ・ペルディード(アラゴン州)、アイグエストルタス・イ・エスタニ・デ・サン・マウリシ(カタルーニャ州)、そしてガラホナイ(カナリア諸島州ラ・ゴメラ島)で満喫できるでしょう。上記の場所を訪問したなら、きっとロルカの韻文が頭に思い浮かぶはずです。「緑、お前の緑が好きだ、緑の風、緑の枝」フェデリコ・ガルシア・ロルカ作「夢遊病者のロマンス」。

アイグエストルタス国立公園内のエスタニ・リェブレタ
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