
ストリーミングで楽しむスペイン:成功したシリーズで主役となる自然
魅力的なロケーションによって私たちを惹きつけるフィクションシリーズがあります。しかも、画面を通して私たちを魅了するこれらの風景が実在し、訪れることができるとすれば、できるだけ早く旅したいと思うのは当然でしょう。 スペインの自然は多くの脚本に影響を与え、今もなお、成功した映像作品の舞台として描かれ続けています。こうしたシリーズは国境を越え、ストリーミングプラットフォームのおかげで多くの視聴者に届けられています。スペインの多様な風景を一コマ一コマ楽しめる作品を、いくつかご紹介しましょうか?
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『ラ・カサ ~モンテペルディードの少女たち~』:スリラーにおける中心的存在としての風景
公開年:2019 ジャンル:サスペンス エピソード数:16(全4シーズン) キャスト:メーガン・モンタネル、アラン・エルナンデス、フランシス・ロレンソ、フェリックス・ゴメス ロケ地:アラゴン州ウエスカ県(シーズン1『ラ・カサ:モンテ・ペルディード』)、バレアレス諸島州マヨルカ島(シーズン2『ラ・カサ:トラムンタナ』)、アンダルシア州ウエルバ県(シーズン3『ラ・カサ:グアディアナ』)、ナバーラ州(シーズン4『ラ・カサ:イラティ』) シリーズ『ラ・カサ ~モンテペルディードの少女たち~』は、地理がいかに、物語の重要な要素となり得るかを示しています。各シーズンは、それぞれまったく異なる生態系で撮影され、スペインの広大な美しさを映し出しています。 サラ・カンポス巡査部長が解決すべき事件は、アラゴン・ピレネー山脈にあるベナスケ渓谷やポセツ=マラデタ自然公園、マヨルカ島にありユネスコの世界遺産でもある地中海性のトラムンタナ山脈、アヤモンテ、サンルーカル・デ・グアディアナ、イスラ・クリスティナなどのグアディアナ川周辺のアンダルシア州の町々、そしてナバーラ州にあるイラティの森やウルバサ山脈の神秘的な森林やブナ林といった、壮大な風景の中で展開されます。
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『ザ・ピア 運河のふたり』:バレンシアのアルブフェラで織りなされる光の演出
公開年:2019ジャンル:ドラマエピソード数:16(全2シーズン)キャスト:アルバロ・モルテ、ベロニカ・サンチェス、イレネ・アルコスロケ地:アルブフェラ自然公園(バレンシア) バレンシアのアルブフェラ自然公園はスペインで最も美しい湿地の一つであり、この作品の視覚的・感情的な軸となっています。水田に映る日の出と夕暮れは、夢のように美しい光景です。『ザ・ピア 運河のふたり』の脚本では、登場人物の一人の二重生活を軸に、光が見事に用いられています。このように、風景は静かながらも感情に寄り添い、それを高める役割を担っています。バレンシア市からわずか10キロメートルの場所にあるアルブフェラの穏やかな生態系は、ボートでの散策や多様な鳥の観察、スペイン料理を代表するバレンシア風パエリアを味わうのに最適です。
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『LA PALMA / ラ・パルマ ~消された秘密~』:火山の力が息づく大地
公開年:2024ジャンル:ドラマエピソード数:4(全1シーズン)キャスト:イングリッド・ボルソ・ベルダル、アンデルシュ・バースモ、アルマ・ギュンターロケ地:ラ・パルマ島(カナリア諸島州) このノルウェーのミニシリーズは、2021年に発生したクンブレ・ビエハ火山の噴火に着想を得たものです。物語は、仮想の津波によってラ・パルマ島が世界的な緊急事態の中心となるフィクションを描いています。 カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園から山頂にある天文台まで、ユネスコの生物圏保護区に指定されているラ・パルマ島は、アストロツーリズムやハイキングに最適な素晴らしい目的地です。この作品は、溶岩によって形作られたラ・パルマの火山景観を巡る旅へと誘います。また、名物の甘口マルヴァジアワインやパルメロチーズなど、この地ならではの味覚も楽しみたくなるでしょう。
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『HIERRO / ヒエロ ~最果ての島~』:カナリア諸島の牧歌的な美しさ
公開年:2019~2021ジャンル:サスペンスとドラマエピソード数:12(全2シーズン)キャスト:カンデラ・ペーニャ、ダリオ・グランディネッティロケ地:エル・イエロ島(カナリア諸島州) この作品を取り巻く謎は、エル・イエロ島の自然環境と巧みに結びついています。カナリア諸島の最西端に位置する有人島であり、生物圏保護区にも指定されているこの島は、牧歌的な風景のコントラストを生み出すもう一つの主役です。霧に包まれた照葉樹林から、持続可能なダイビングの楽園であるラ・レスティンガ=マル・デ・ラス・カルマス海洋保護区の深い青の海まで、多彩な風景が広がっています。こうして視聴者は、謎めいた物語を追いながら、天然プールを訪れ、サン・アンドレスのガロエの木の伝説を知り、ヒナマ、ラ・リャニア、イソラといった絶景の展望地を巡りたくなるでしょう。フロンテラや島の中心都市バルベルデ、ペーニャ展望台などは、この作品の撮影の大部分が行われた場所です。
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『アニマル』:ガリシアに恋する田舎の魅力
公開年:2025ジャンル:コメディエピソード数:9(全1シーズン)キャスト:ルイス・サエラ、ルシア・カラバージョ、カルメン・ルイスロケ地:ア・コルーニャ県(ガリシア州) この気難しい田舎の獣医の皮肉に思わず笑ってしまうだけでなく、シリーズ『アニマル』は田舎暮らしへの心温まるオマージュでもあります。ガリシア州ア・コルーニャ県を舞台に、歴史あるパソ(石造りの伝統的建築)や、アルスーアなど牧畜文化が根付く地域、さらにアルスーア=ウジョア保護原産地呼称チーズで知られる土地、ウジャ川沿いのブドウ畑などが描かれています。サンティアゴ巡礼路の巡礼者であれば、画面に映るこうした象徴的な風景をすぐに見分けられるでしょう。その一つが、タンブレ川に架かる中世の石橋、ポンテ・マセイラです。ここは、サンティアゴ・デ・コンポステーラからコスタ・ダ・モルテへと続く主要ルートの延長である「フィステーラとムシアへの道」の、最初の区間が通る場所でもあります。ガリシア州都サンティアゴ・デ・コンポステーラの歴史地区も、『アニマル』の舞台となっています。第6話では、モンテ・ペドロソの展望台からの壮大なパノラマが登場します。
これらは、スペインの地理に着想を得て、その土地や人々が物語の中で重要な役割を果たすシリーズのほんの一部にすぎません。スペイン観光公式サイトでは、こうした場所やその他の魅力的なロケ地を訪れるための情報をすべてご覧いただけるほか、自分だけの物語を思い描くヒントも得られます。