アンダルシア州コルドバ市の観光客

スペイン内陸部の町への4つの弾丸旅行

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スペイン内陸部には、信じられないような文化イベントやグルメそして長年の歴史を持つ、旅行に最適な活気溢れる場所がたくさんあります。次にご紹介する街を旅して、そこでできるすべてのことに挑戦してみましょう。以下、インスピレーションを得ていただけるように4つの町をご紹介します。

テルエル、アラゴン州

この町は、歴史的・建築的価値から世界遺産に登録されています。ここでは、いくつかの美しい建物を見ることができます。サンタ・マリア・デ・メディアビージャ大聖堂エル・サルバドル教会のムデハル様式の塔オバロ通りの階段、ロミオとジュリエットにも引けを取らない町の有名な伝説、テルエルの恋人たちの彫刻があります。また、美食やその雰囲気を楽しみたいのであればトリコ広場に行ってみましょう。その名前は、広場の中心にある、金属製の小さな闘牛を冠した噴水に由来します。この辺りは町の中心部で、パン入りガスパチョ、羊飼いの煮込み、マデハス(子羊料理)等の郷土料理を味わうのに最適な場所です。 

テルエルのサンタ・マリア・デ・メディアビーリャ大聖堂の眺め

カスティージャ・イ・レオン州のブルゴス

ここは、中世に誕生し、当時の魅力を今も残している町です。例えば、ユネスコの世界遺産にも登録されているゴシック様式のサンタ・マリア大聖堂があります。また、足元に町全体を見渡すことができる城の展望台もお勧めです。 さらに、ブルゴスの美食を堪能したいなら、ラス・ジャナス地区は外せません。最高の雰囲気のバルやレストランがたくさんあり、モルシージャ(豚の血でできたソーセージ)やブルゴスチーズのほか、辛いチョリソー、辛いパプリカ、ウズラの卵で作られた郷土料理「コホヌードス」を味わうことができます。これら全てがごちそうです!

ブルゴスのサンタ・マリア・ゴシック大聖堂の眺め

アンダルシア州コルドバ

この町では歴史と現代性が完璧に融合している上、ユネスコの世界遺産でもあります。かつてのユダヤ人居住区であるユダヤ人街を歩けば、その魅力の虜になるでしょう。現在、この地区には美食と娯楽が集まっています。また、ここには訪れるべき素晴らしい建築物もあります。色とりどりのアーチのメスキータ-大聖堂、美しい中庭があるキリスト教徒の王たちのアルカサル、庭園と噴水のあるビアナ宮殿等です。また、コルドバは信じられない程の美食を堪能することができます。特に、サルモレホ、フラメンキン、アホ・ブランコ(白いガスパチョ)が有名です。

コルドバのユダヤ人街と呼ばれる古い地区の通りの風景

バスク州ビルバオ

小さな街ですが、訪れるべき場所や楽しめるアクティビティがたくさんあります。町の最も近代的な象徴の一つである、現代アートを集めたグッゲンハイム美術館は見逃せません。さて、最も近代的なものから最も古典的なものへ移動するため、美術館を訪れた後は街の中心へと向かい、伝統的な製品を買うのに最適な旧市街に行きましょう。さらに、中心部にはサンティアゴ大聖堂がありますし、スライスしたパンの上に少量の異なる素材をのせたピンチョスと呼ばれるバスク料理をバルからバルへと食べ歩いて楽しむことができます。最後に、夕暮れ時には河口沿いを散歩しましょう。ビルバオの忘れられない思い出になるでしょう。  このように、これらの町にはたくさんの魅力的な場所や美食があります。文化、歴史、美食を組み合わせた、完璧な旅を楽しんでください。ただし、ここでご紹介したのは、数日間楽しく旅行できるスペインの町のほんの一部に過ぎません。まだまだ、あなたを待っている場所がたくさんあります。

ビルバオの河岸の市場を囲む通りと川の風景
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