サン・フェルナンド市場

1944年に開設されたサン・フェルナンド市場は、現在、伝統的および現代的要素が融合する場所です。昔から変わらない魚屋、肉屋、食料雑貨店が、本を量り売りする店や、自転車でオーガニックフルーツの宅配サービスを提供する施設と、何の問題もなく共存しています。

サン・フェルナンド市場は、伝統的ビジネスを再建する際、顧客のショッピングを健康的なだけでなく、非常に特異なものにする文化的提案を組み込んだモデルになっています。ラバピエス地区のこの市場では、中央のパティオでスイングを踊るコンテストが開催されたり、写真展がオープンしたりする間、クラフトビールを飲んだり皆でタパスをつついたりすることができます。衣類・靴の修理、美容院、有機農法の野菜を扱う卸売市場、グルメ食材、天然染色の工房、足で制作した陶磁器を販売するブースなどがある点も、この市場の特徴といえます。サン・フェルナンド市場では、お探しのイメージ通りのオリジナリティ溢れる贈り物が見つかるでしょうし、なんと言っても、親身で適切なアドバイスを得られるのがもっと重要な点です。