ワインの特徴
ロンダとマラガのワインルートには、マラガ、シエラス・デ・マラガとパサス・デ・マラガという3つの保護原産地呼称があります。マラガ県にあり、ワイン生産におけるさまざまなサブ地域やエリアで構成されています。原産地呼称は、それぞれ異なるワインを保護しています。保護原産地呼称「マラガ」の場合、そのなかにはスティルワイン、甘口ワイン、辛口ワイン、リキュールワインが含まれます。保護原産地呼称「シエラス・デ・マラガ」の場合、対象となるのは白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、そして甘口赤ワインです。この保護原産地呼称の地域には、セラニーア・デ・ロンダと呼ばれるサブ地域と6つの生産エリアがあります。保護原産地呼称シエラス・デ・マラガでは、アハルキーア地方やマニルバのサブ地域で収穫・乾燥された、モスカテル・デ・マラガやモスカテル・デ・アレハンドリアといった種類の熟した実を天日干しにして得られる干しブドウが保護されています。自然な天日干しはこの地域の伝統で、規則で唯一認められているものです。これにより、製品は五感を刺激する特徴を保持することができ、風味や舌触り、そして色の面で類まれなワインとなるのです。