スペインの歴史的モニュメントを眺める観光客

スペインの文化遺産を体感する没入型体験

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拡張現実と没入型体験は、スペインの遺産の文化と歴史に浸るのに最適な方法です。スペイン観光公式サイトでは、通常の観光を一歩超えた体験ができる、4つの魅力的な場所をご紹介します。ぜひ一緒に、新たな体験をしに出かけましょう。

  • 左:ソス・デル・レイ・カトリコ(サラゴサ県)の城壁と城/中央:サンタ・マリア教会(サラゴサ県タウステ)/右:ウンカスティージョ(サラゴサ県)の全景

    シンコ・ビジャス(サラゴサ県)でのハイパーエクスペリエンス

    サラゴサ県北部にはシンコ・ビジャス地方があります。同地方を構成する自治体(エヘア・デ・ロス・カバジェロス、サダバ、ウンカスティージョ、ソス・デル・レイ・カトリコ、タウステ)は、12世紀にさかのぼる共通の歴史を持っています。中世の面影を残すこの地は、「ハイパーエクスペリエンス」プロジェクトにより、多感覚で発見を楽しめる空間となっています。案内所やモバイルアプリを通じて、広場や城、石畳の通りに重ねて表示される歴史的ホログラムや再現映像を見ることができます。- 特別な理由:拡張現実を活用することで失われた遺産を再現するとともに、現在は美術館にある作品や消失した作品を本来の景観の中で体験できるようにしているため。持続可能な文化観光をお探しの方にとって理想的な目的地です。- 推奨事項:AndroidおよびiOS対応のアプリをダウンロードすれば、現地に到着する前から訪問の準備ができます。- 行き方:1時間半以内に、マドリードまたはバルセロナから高速鉄道でサラゴサに到着し、そこからシンコ・ビジャス行きのバスに乗り換えます。車での主なアクセスは、サラゴサからA-68号線およびA-127号線を利用します(サラゴサ空港には国際線が就航しています)。- 追加情報:拡張現実によって再現された失われた遺産の一例として、ウンカスティージョにあるサン・ミゲル教会のロマネスク様式のファサードがあります。

  • ロアーレ城(アラゴン州ウエスカ県)

    ロアーレXR:ロアーレ城での没入型体験(ウエスカ県)

    11世紀末からウエスカ県にそびえるロアーレ城は、9つの大塔を備えた大きな城壁に守られており、スペインで最も保存状態の良いロマネスク様式の要塞とされています。拡張現実技術により、ルートに沿って、最盛期の要塞や隠れた場所、その周辺の様子を体験できます。- 特別な理由:このプロジェクトの目的の一つは、移動に制約のある方にもできるだけ訪れやすい環境を整えることです。一方、プレピレネーの環境が没入感をさらに高めます。- 推奨事項:訪問の一部は山の真ん中の屋外で行われるため、快適な靴を着用してください。城壁に近づけば、オヤ・デ・ウエスカ地域のパノラマビューを楽しめるほか、同地域はスポーツを楽しむのにも最適な場所です。- 行き方:高速鉄道でマドリードからウエスカへは直通で約2時間半、バルセロナからはサラゴサで乗り換えて約3時間強です。その後、バスでロアーレまで行くことができます(所要時間30分)。最寄りの空港はサラゴサ空港とウエスカ=ピリネオス空港です。車では、ウエスカからA-1206号線で約35キロメートル、またはサラゴサからはA-23号線でアクセスできます。  - 追加情報:『キングダム・オブ・ヘブン』(リドリー・スコット監督)の一部はこの城で撮影されました。「ロアーレXRプロジェクト」の仮想世界を通して、映画のシーンを追体験できます。

  • マリア・インマクラーダ大聖堂(アラバ県ビトリア=ガステイス)

    ビトリアの城壁と大聖堂のバーチャルリアリティ体験(アラバ県)

    ビトリア市の城壁の隣に建てられたサンタマリア大聖堂は、ゴシック建築の傑作とされています。バーチャル体験では、9世紀から16世紀にかけての街の様子を、都市の発展過程や城門、都市構造の変遷とともに再現しています。- 特別な理由:現地ガイド付き見学と、VRゴーグルや360度映像による没入型体験を組み合わせ、通常は立ち入れない大聖堂の地下室や城壁、素晴らしいパノラマビューを望む鐘楼などにアクセスできます。- 推奨事項:サンタ・マリア大聖堂財団は、このバーチャルガイド付き見学を確実に体験してもらうため、事前予約を推奨しています。- 行き方:マドリードからは電車で約3時間以上、またはバスで約4時間です。バルセロナからは高速鉄道でサラゴサまで行き、その後、電車またはバスでビトリアへ向かいます。最寄りの空港はビトリア空港ビルバオ空港で、いずれも国際線が就航しています。主なアクセスは、マドリードからA-1号線を利用します。-追加情報:バスク州の州都であり、ピンチョス巡りを楽しむ絶好の機会です。

  • リンコン・デ・ラ・ビクトリア(マラガ県)

    ローマ時代の別荘「アンティオパ」(マラガ県リンコン・デ・ラ・ビクトリア)での五感体験

    アンティオパは、2003年にマラガ県リンコン・デ・ラ・ビクトリア近郊で発見されたローマ時代の海辺の別荘で、2022年から見学可能となっています。没入型技術と建築遺構、モザイク、各種考古資料(陶器、ガラス、道具など)が組み合わされており、拡張現実の視聴覚フィルターや体験型ルートを通して、ローマ時代の魚醤ガルムの香りまでも体感できます。- 特別な理由:コスタ・デル・ソルを訪れるなら、ローマ文化愛好者にとって見逃せないスポットです。この別荘は、モザイクの保存状態の良さで特に知られています。当時の別荘の様子を三次元で再現した体験を楽しむことができます。- 推奨事項:すぐ近く(約4キロメートル)にあるテソロ洞窟にもぜひ立ち寄りましょう。アンティオパの別荘とテソロ洞窟には市内観光列車でアクセスできます(春季・夏季運行)。- 行き方:マドリードからマラガまでは高速鉄道で約2時間強、その後バス(M-160系統)でリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで約30分です。最寄りの空港はマラガ=コスタ・デル・ソル空港です。車ではA-7号線でアクセスできます。- 追加情報:2024年には没入型技術の活用が評価され、スペインで最も優れたデジタル観光体験として表彰されました。

これらの高度なテクノロジーは文化遺産を巡る旅行を大いに豊かなものにすると同時に、こうした空間の保全にも貢献しています。ご紹介したものは、スペインで展開されている多くのプロジェクトのほんの一例です。スペイン観光公式サイトで、さらに多くの体験をご覧ください。