モンカヨ自然公園

モンカヨ山はイベリア山脈の最高峰(2,373m)で、多様な風景を見せてくれます。頂上の氷山跡から山肌のブナ、ケルメス・オーク、オーク、マツやビャクシンの深い森までです。

公園は、モンカヨ山地の一部を構成し、行政的にはタラソナ町にあります。サラゴサ県内にあり、アラゴン州とカスティージャ・イ・レオン州との自然の境界になっています。エブロ川の低地からソリアの高原地帯への移行地帯です。その特別な点は: 穏やかで短く、夕立のような降水のある夏と、長く寒い冬です。モンカヨ山はアラゴン州のイベリア山脈の植生の中でも独自な要素を構成しており、植生の明確な段階を示す唯一の山塊です。かくして、トキワガシやケルメス・オークは900m、ピレネーオークは900～1100m、マツは1800mまで、ブナは900～1650m、そして草原は1800mよりも上にふんだんに広がっています。この公園に生息する動物相は非常に多様で、 ウサギ、ウズラ、キツネ、イノシシ、コマドリ、アナグマ、イヌワシ、オオタカなどです。