冬のビジャマニン。アルト・デル・ベルネスガ

アルト・ベルネスガ生物圏保護区

León

ヒグマの貴重な通り道


2005年にユネスコにより生物圏保護区に指定されたアルト・ベルネスガは、カンタブリア山脈のレオン県側傾斜にあります。

この保護区は、カスティージャ・イ・レオン州はレオン県の北部にあります。1100~2189mの高さがあり、一般的に急斜面や山、そしてさまざまな盆地に存在する渓谷がある、岩がちの土地です。ビジャマニンやラ・ポラ・デ・ゴルドンといった自治体を含み、その中には5つの地域が含まれます。カソメラ、チャゴス、アラジャ・カボルネラ、バジェ・デル・リオ・カサレスとベルネスガです。アルト・ベルネスガは、カンタブリア山脈固有の様々な動植物相の存在により際立つ存在になっており、さらにヒグマの群生にとっての貴重な通り道となっています。主要な川はベルネスガ川で、多くのマスが生息しています。この地域の川には、ヌートリアやピレネーデスマンといった興味深い動物も生息しています。岩塊にはイヌワシ、ハヤブサやエジプトハゲワシのような猛禽類やシャモアのような種類の動物が定着している一方、オーク、ブナやカバの森が、イベリアオオカミやヨーロッパオオライチョウのような動物に棲み処を与えています。また、スペインビャクシンやトキワガシといった固有種の森は、風景面でも古植物学的にも非常に重要なものです。

アルト・ベルネスガ生物圏保護区


アルト・ベルネスガ生物圏保護区ビジターセンター

C/ Plácido García, 14

24608  レオン  (カスティージャ・イ・レオン)

スペースのタイプ:生物圏保護区 面積:33,385.08 ヘクタール Eメール:c.desarrollo@ayto-lapoladegordon.es TEL::+34 987 588 003 Webサイト:アルト・ベルネスガ生物圏保護区

レオン (カスティージャ・イ・レオン):

  • Pola de Gordón, La
  • Villamanín
お役立ち情報

知っておくべきこと


  • 文化情報

    高山では、「ブラーニャス」と呼ばれる、非常に文化的価値の高い古い小屋があり、アルト・ベルネスガの牧草地の維持を推進する放牧や牧畜の伝統的な方法が今でも実践されている場所があります。この場所では、デボン紀や石炭紀の古生物の重要な遺跡もあり、何億年も前の化石を目にすることができます。

  • 環境情報

    地中海からスペイン大西洋岸への移行地域の中にあるという地理的位置のため、アルト・ベルネスガの生物多様性は際立ったものになっており、両地域に特有の植生が見られます。この地域にある650を超える植物の中のいくつかは、narcissus asturiensisのようにカンタブリア山脈固有種です。

  • 観光情報

    この空間の主な自治体であるビジャマニンやポラ・デ・ゴルドンは、レオン市から50km以内の場所にあり、国道N-630をアストゥリアス方向に進むと到着します。標識つきのさまざまなルートやハイキングルートがあり、この地域の観光地を通っています。

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