エル・レアル庭園

エル・レアル（王立）庭園は直交する格子状に編成され、中心には常に噴水やパビリオンが置かれているものです。 セビージャのアルカサルのように、タイルやトピアリーが放つ色が人目につく場所に置かれます。庭園内には、幾何学的で整然としたデザインが色濃いもの、生け垣を刈り込んだもの、大きな樹々が植えられロマンチックなムードのものなど、レイアウトがまったく異なるエリアが存在します。敷地全体に、様々な彫像が点在しています。用水池を見下ろすように立つ 覚醒、またはオクタビオ・ビセント作、 モサス・デル・カンタロ 、およびビセンテ・ウェンセスラオ・ケロル、コンスタンティ・ロンバルト、司教座聖堂参事会員チャバスやウォルト・ディズニーに捧げられた複数のモニュメントなどです。他にも、1965年に開園した動物園や、中央には音楽が鳴る噴水が据えられたバラ園などがあります。