2023年にオープンしたこの施設は、バレンシア出身の芸術文化支援者、オルテンシア・エレーロの主導で設置されたものです。世界中の代表的な現代アートを社会と共有するとともに、バレンシア州を文化的にも芸術的にも重要な目的地として位置づけることを目的としています。
オルテンシア・エレーロ芸術センターのプライベート コレクションには、アンドレアス グルスキー、アンゼルム キーファー、ゲオルグ バゼリッツ、アニッシュ カプーア、マット コリショー、クリスティーナ イグレシアス、マノロ バルデス、ミハル ロヴナー、アン ヴェロニカ ヤンセンス、トニー クラッグなどのアーティストの作品が含まれています。また、エドゥアルド・チジーダ、フアン・ヘノベース、アンドレウ・アルファロ、アントニオ・ヒルベース、ミケル・ナバーロ、エレーナ・デル・リベーロ、ミケル・バルセロー、ブランカ・ムニョス、フリオ・ゴンサレス、ジョアン・ミロなど、スペインの芸術家の作品も幅広く展示されています。 この芸術センターは17世紀建造の象徴的な宮殿を改装したものであるため、非常に特別な施設となっています。しかも館内では、バレンシアの古代ローマ円形競技場、旧ユダヤ人街の路地、中世のかまど、イスラム式の噴水など、考古学的遺跡も観賞できます。この建物の修復には5年以上の歳月を要したほか、アーティストの中にはこの芸術センターのために特別に作品を制作した者もおり、そうした作品も17室ある展示室の一部を構成しています。
オルテンシア・エレーロ芸術センター
Calle del Mar, 31
46003 Valencia, バレンシア-バレンシア (バレンシア州)
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