
スペインで総帆を張って航海するのに最適なスポット10選
スペインの気候と水質は、マリンツーリズムとても適しています。スペインのビーチで、船からのんびりと海を楽しんでみたいと思ったことはありますか?いいアイデアだと思ったら、船を借りてスペインの最も素晴らしい沿岸部を航海してみましょう!
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ガリシアのリアス・バイシャス(ア・コルーニャとポンテベドラ)
穏やかな海を航海したければ、アロウサ、ポンテベドラ、ピゴのリアス式海岸が向いているでしょう。この周辺の海はシエス諸島の国立海洋陸上公園によって守られており、海の自然に囲まれることを愛する人々が訪れるべき場所です。モンテアグード島には、シエス諸島で一番大きなロダス・ビーチがあります。大変風光明媚なところです。3つある島のうちのどれかに停泊する場合は、事前に停泊許可を申請する必要があります。
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ジローナ県コスタ・ブラバ
コスタ・ブラバでは美しい入り江の多い海岸が200kmに渡り続いていて、地中海のうららかな陽気を楽しむことができます。自然の洞窟がある入り江(例えばポーラの入り江)や、海路でしかたどり着けず、このため違った角度からマシス・デル・モングリ自然公園を見せてくれる入り江(ペドロサ、ラ・フォラダーダ、フェリオル)などもあります。昔の難破船が沈んでいると言われる、人けのないクーリップの入り江に停泊することもできます。
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バルセロナのガラフ海岸
この海岸沿いでは、シッチェス、クベリャス、ヴィラノバ・イ・ラ・ジャルトル、サン・ペレ・デ・リバスなどの観光地を船上から眺めることができます。また海へと続くガラフ山塊も見えることでしょう。
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アリカンテのコスタ・ブランカ
アリカンテ県の海岸は、航行に非常に適した条件を満たしていますが、それは大半のビーチに授与されているブルー・フラッグによって保証されています(ブルー・フラッグは国際環境教育基金が発行し授与される認証でビーチおよび港の品質を保証するものです)。沿岸部には無数の入り江(その多くで停泊できます)、セーラ・ヘラーダ自然公園のような自然豊かな場所、ポルティチョル島の天然プールのように嬉しい驚きを与えてくれる場所などがあります。
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ムルシアのコスタ・カリダ
お子様連れでご旅行の場合、コスタ・カリダには、穏やかな海とファミリー向けのラ・マンガのビーチや、コルティナの入り江があります。また、船上から漁師町を眺めたり、地元料理を味わうために上陸してもいいでしょう。
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グラナダのコスタ・トロピカル
コスタ・トロピカルは、 モトリル、サロブレーニャ、アルムニェカル、ラ・エラドゥーラの4つの町に渡る海岸です。この沿岸部で最も有名な航行ルートのひとつは、ラ・エラドゥーラ湾に始まり、マラガのマロ・セロ・ゴルドの断崖で終わります。ルート上で、リハナの入り江(モトリルの近く)のような、手つかずの入り江をいくつか通りすぎることでしょう。リハナは灰色の砂とターコイズブルーの海のビーチで、見張りの塔があります。
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マラガのコスタ・デル・ソル
カンタリハンのビーチを過ぎると、グラナダとマラガの海岸線にある自然の境界線を後にします。ここで旅を終える必要はありません。コスタ・デル・ソルの素晴らしさがあなたを待ち受けています!マロのビーチは、スペイン国内で最も評価の高いビーチのひとつです。このビーチと隣り合うマロの入り江はご存知ですか?
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ピティウサス諸島、バレアレス諸島
イビサとフォルメンテラは、ピティウサス諸島として知られる島々の一部です。ここは、船で旅をする全ての者、特に4月から10月にかけて旅する者にとっては、スペインで最も魅力のある場所のひとつです。ピティウサス諸島では、透明度の高い海の楽園のようなビーチや、黄金色の砂浜のサルガのビーチ(エスパルマドール島)、セス・イリェテス(フォルメンテラ)、カラ・サラーダ(イビサ)に出会うことができます。
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カナリア諸島州テネリフェ島
ヨットに夢中なら、テネリフェは理想の目的地です!カナリア諸島でセーリングをする主だった理由は、日常的に吹いている貿易風と島間の風路にあります。その上、ロス・ヒガンテスの付近でゴンドウクジラやイルカなどのクジラ目を観察できるときがあります。ただし、これらの動物を保護する国内法及び国際法が存在するため、近づかないことが非常に重要です。