ユネスコ世界遺産に登録されている8つの重要なポイントのあるスペイン内陸部の広大な地、カスティージャ・イ・レオンを旅する準備をしましょう。その旅はとても魅力的。特に、高速列車（AVE）を利用すれば快適で迅速な旅が楽しめます。マドリードは、カスティージャ・イ・レオンの6都市と高速列車で接続されています。
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6セゴビア
ここは、スペインの中で最も魅力に溢れた街のひとつと言えるでしょう。街の旧市街のおだやかな散策、さらに、カテドラルやアルカサルのような記念碑も見逃せません。しかし、何と言ってもセゴビアで最も重要な建築物は、世界遺産に登録されている古代ローマ時代の水道橋。その素晴らしさに目が釘付けになることでしょう。セゴビアまでは、マドリードからAVEでわずか25分です。
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6バジャドリ
カトリック両王の秘密の結婚式が行われたバリャドリッドは、散歩するには最高の街。たとえば、コロンブス家博物館やセルバンテス家博物館、国立彫刻美術館、大聖堂、そして、多くの人々にとってこの地域で最も美しいゴシック様式の建物の一つであるサン・パブロ教会なども訪れることができます。バリャドリッドまでは、マドリードからAVEでわずか55分です。
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6パレンシア
パレンシアの街では、パレンシア博物館の本拠地である有名なカサ・デル・コルドンを訪れるか、もしくはセロ・デル・オテロからの展望を楽しみましょう。さらに街を超え、有名なサンティアゴ巡礼路（世界遺産登録）の通り道となっているフロミスタやカリオン・デ・ロス・コンデスなどの町を訪れるのもお勧めです。ここから巡礼ルートを始めてみてはいかがですか？パレンシアまでは、マドリードからAVEで1時間半弱です。
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6ブルゴス
カスティージャ地方の都市ブルゴスの最大の魅力は、その堂々たる大聖堂です。世界遺産にも登録されているこの大聖堂は、フランス・ノルマン様式のゴシック建築を模倣して建設されたものです。ただしブルゴスでは、この大聖堂だけが莫大な歴史的価値をもつモニュメントというわけではありません。ほかにも、カサ・デル・コルドンやサンタ・マリア・レアル・デ・ラス・ウエルガス修道院など、たくさんのモニュメントがあります。また、さらに遠い過去へとさかのぼりたい場合、かの有名な人類進化博物館ほどふさわしい場所はないでしょう。この博物館は、近くにあるアタプエルカ遺跡の重要な発見を基に構成されています。高速鉄道AVEを利用すると、マドリードからブルゴスまでは1時間半強で移動できます。
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6レオン
レオンでは、バリオ・ウメドでタパスを食べたり、ゴシック様式の大聖堂、もしくはサンイシドロ参事会教会を訪れたりしましょう。この機会を利用して、ラス・メドゥラス（レオンから約150キロメートル）まで足を延ばすことも可能です。ラス・メドゥラスが世界で唯一の絶景といわれる理由は、古代ローマ帝国が露天掘りの鉱山として利用していたその山々にあります。この鉱山は現在、当時では最大のものと考えられています。こちらも、カスティージャ・イ・レオンにある世界遺産に登録されているポイントの一つです。レオンまでは、マドリードからAVEで約2時間です。
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6サモラ
この街は、ロマネスク様式の教会が最も多く集まっているヨーロッパの街の一つ。サモラに到着したらすぐにカメラを構えましょう。さらに、近くにはワインと美しいサンタ・マリア参事教会で知られるトロ（サモラの街からおよそ40キロ弱）の町もあります。マドリードからサモラまでは高速鉄道で約1時間です。
高速鉄道AVEによってマドリードと結ばれている都市に限らず、カスティージャ・イ・レオン州にある、ほかの魅力的な場所もぜひ訪れてみてください。たとえば、カニョン・デル・リオ・ロボス自然公園といった壮観な風景が広がるソリア地域、世界遺産に登録されているアビラの旧市街や城壁外の教会、サラマンカの歴史地区などがおすすめです。それぞれの目的地に着いたら、現地の観光案内所に寄って、ガイド付きツアーや小旅行の情報を集めましょう。
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