テルエル県アルバラシン

おとぎ話の世界に迷い込めるスペインの村4選

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海沿いのカラフルな村、古い城壁、興味深い中世の歴史があなたを待っています。読み進めれば、ヨーロッパ有数の美しくて独特な村をいくつか発見できることでしょう。日常から切り離され、大都市から遠く離れ、おとぎ話の世界に迷い込みたい方にはぴったりの目的地です。 

標高の高い村、カステルフォリット・デ・ラ・ロカ

カタルーニャ州ジローナ県にあるカステルフォリット・デ・ラ・ロカはこじんまりとした村で、目がくらむような、高さ50メートル超の玄武岩の壁の上に位置しています。村は重力を無視して空中に浮かんでいるかのようで、遠くから眺めれば驚かされ、近くで見れば心を奪われてしまいます。村の両側にはガローチャ火山地帯自然公園があり、小さな家々や中世に由来する路地の間を歩いたり、何千年も前の火山岩に囲まれてタイムトラベルしたり、現代にいながら村の歴史を学んだりすることができます。 

カタルーニャ州にあるガローチャ火山地帯自然公園内の高さ50メートルの場所に位置する小さな村カステルフォリット・デ・ラ・ロカの空撮

天国への階段、アルカラ・デル・フカル

カスティージャ-ラ・マンチャ州でもっとも魅力的な村のひとつに数えられているアルカラ・デル・フカルは、堂々とした岩の斜面に沿って上方へと広がっています。一方、そのふもとにはフカル川の曲がりくねった流れがあります。フカル村は1982年に歴史芸術的総体および重要文化財に指定されており、そこではローマ時代を起源とする橋を訪れることができます。日光に焼かれて白と黄土色を帯びるようになった小さな家々の間を歩くことも、ディアブロ洞窟、ドゥエンデ洞窟、レイ・ガラデン洞窟といった正真正銘の自然の洞窟に入っていくこともできます。頂点に向かって少しずつ登っていきます。サン・ロレンソ礼拝堂とサン・アンドレス教会を縁取るように進んでいきます。最上部に到達すると、そこには立派な要塞と美しい城があります。城はアルモアデ族によって築かれたもので、イスラムの雰囲気を漂わせています。唯一無二の自然スポットも観賞できます。歩き始めたのは地上でも、最後には指で空に触れることができるのです。 

カスティージャ-ラ・マンチャ州アルカラ・デル・フカルのローマ橋と村の眺め

城壁に囲まれた楽園、アルバラシン

テルエル県に位置し、1961年には国定史跡にも指定されたアルバラシンは、アラゴン州を代表する美しい村だと考えられています。ルートではまず、14世紀の貴重な遺産である一連の伝説的な城壁を縫うように歩いていきます。続けて、太陽の色をした階段を上っていきます。不規則に連なった昔ながらの家々には驚かされることでしょう。次に、絵のように美しい通りを散歩します。なかでもアサグラ通りは、積み重ねられた瓦屋根、木製の大きな扉、伝統的なアーチで有名です。ポスティゴ通りの間を進んでいきます。これは村でも一二を争う絵のように美しい通りです。マヨール広場に到着すると、そこからグアダラビアル川の庭園を望むことができます。その後、アンダドール城を訪れれば、遠くにアルバラシン山脈の緑とピナーレス・デ・ロデーノ保護区を見渡すことができます。 息を呑むような大峡谷や眠気が覚めてしまいそうな深い峡谷、心配事から解放される広大な森を発見しにいく準備をしてください。 

テルエル県アルバラシン村を見下ろす丘の中腹を歩く観光客

結晶でできた至宝、トッサ・デ・マル

カタルーニャ州ジローナ県に位置するトッサ・デ・マルは、海と山の間に生まれた小さな村です。村は地中海の水にゆったりと浸かっています。動植物の真の楽園であり、そこでは立派な城壁、長いビーチ、透き通った入り江を発見することもできます。トッサ湾の北にあるマル・メヌーダ・ビーチの砂に足を埋めてみませんか?また、歴史的遺産であるビジャ・ベジャは驚くべきスポットです。城壁に囲まれたすばらしい場所に堂々とした防御塔が3基あり、それぞれコドラル塔、セス・オレス塔、ジョアナス塔と名付けられています。そこでは何百もの伝説を発見することになるでしょう。視界に海賊がいないことも確認しておきましょう。カタルーニャでは数少ない中世の海岸要塞のひとつであり、魅力にあふれています。サン・ビセンテ教会のゴシック様式を観賞することもできます。そして最後に、サ・ロケタに足を延ばしましょう。この美しい漁師地区では何百もの感動を味わえるため、また戻ってきたいという思いに駆られるはずです。  国内屈指の美しい村を訪れておとぎ話のようなルートをたどるための準備をしましょう。日常を消し去って自分自身をリセットするのにうってつけの場所ばかりです。 

ジローナの海と山の間にある小さな村、トッサ・デ・マルの空撮
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