バルセロナのサグラダ・ファミリア

ガウディ記念年2026:天才的なモダニズム建築家の普遍的遺産を巡る旅

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モダニズムの天才であることに加えて、アントニ・ガウディは、世界の建築史においてもっとも影響力のある人物のひとりです。ガウディ記念年2026は、ガウディの没後百周年を記念し、彼の傑作(その多くが世界遺産に登録されている)に込められた革新性を再発見するよう世界に向けて呼びかけるものです。 この記念行事では、彼の人生と仕事を形作った場所を舞台に、展覧会や文化イベント、特別な体験プログラムが展開されます。こうしたイベントは、カタルーニャ州を中心に、他の地域でも、彼の歩みを示す重要な作品が残る地域で開催されます。レウスとリウドムスの両自治体はこの建築家の幼少期と青年期に大きな影響を与えた場所で、そのビジターセンターである「ガウディ・センター」は、彼の遺産を巡るエキサイティングな旅を始めるのにぜひおすすめの出発点です。一緒に旅しませんか?

グエル公園(バルセロナ)

カタルーニャ、ガウディ作品の中心地

彼の創作のほとんどがここに集約されているため、祝祭も特別な次元で行われます。特にバルセロナはユネスコの世界建築首都にも選定された都市で、ここでは75以上の美術館、市場、図書館、広場、通りを会場に、未来の都市像について考える多彩なイベントが開催されます。訪問中は充実したスケジュールになること間違いありません。 作品:ガウディはカタルーニャ州に、消すことのできない建築遺産を残しました。サグラダ・ファミリアカサ・バトリョラ・ペドレラグエル公園カサ・ビセンスカサ・カルベグエル邸といった彼の最も有名な建築物はバルセロナにあります。ただし、彼の遺産はこれだけにとどまりません。バルセロナ市外に目を向けても、サンタ・クローマ・ダ・サルバリョーにあるコロニア・グエルの地下聖堂や、ラ・ポブラ・ダ・リリェートにあるアルティガス庭園など、特に注目すべき作品が点在しています。 開催予定のアクティビティ:「イエスの塔」は6月10日に落成します。高さ172.5メートル、4本の腕の十字架を戴くこの建造物により、サグラダ・ファミリアはバルセロナで最も高い建物になります。 グエル公園では4月26日に、20世紀初頭のガーデン・パーティーに着想を得た一般参加型のディナーが開催されます。これは、公共公園としての百周年を記念して計画されたイベントのひとつで、ガウディとバルセロナの人々との結びつきを強めるためのものです。

左:カサ・バトリョ中央: サグラダ・ファミリア。左:カサ・ビセンス (c) Marco Fine/Shutterstock.com

当然のことながら、カサ・バトリョも今回の記念行事に参加しており、充実したプログラムを提供しています。この象徴的な建物では、現代美術に特化した新しいスペースがオープンし、他の展示とともに、光と没入型テクノロジーによってガウディの作品を再解釈する展覧会「ビヨンド・ザ・ファサード」が開催されます。さらに、「ガウディ、天才の目覚め」と題されたミュージカルを通して、この建築家の幼少期、病との闘い、自然とのつながり、才能の発見といった世界に浸ることができます。カサ・バトリョもまた、その高く評価されているビデオ・マッピングでガウディに敬意を表します。印象的なモダニズム建築のファサードを3次元のキャンバスに見立て、そこに照明やアニメーションを投影します。「ヒドゥン・オーダー(隠された秩序)」と題されたこのパフォーマンスは、天才建築家ガウディが抱いていた「自然は神聖な幾何学的原理に従っている」という信念に着想を得た作品です。 クラシック音楽のファンには、カタルーニャ音楽堂で6月に上演される『ガウディの7つの夢』のワールド・プレミアがあります。これは建築家ガウディに敬意を表して企画された交響合唱作品で、7つの楽章を通して彼の人生における重要なエピソードが語られます。 コロニア・グエルのモダニズム・フェスティバルでは今年も、この建築家の人物像に焦点が当てられる予定です。

左:エル・カプリチョ、コミーリャス右:エピスコパル宮殿、アストルガ

「ガウディ・ルート」で出会う、カタルーニャ州外の作品

ガウディ・ルート」は、アントニ・ガウディがカタルーニャ州外に建てた3つの貴重な建物を結ぶ文化・観光プロジェクトです。作品コミージャスカンタブリア州)には「エル・カプリチョ」があります。ひまわり、音楽、自然のレリーフが際立つ、神秘的な装飾を持つ大邸宅です。レオン市内には、この建築家が自身初の住居用建物として建てた重厚な「カサ・ボティネス」があります。そこからわずか50キロメートル先のアストルガには、彼が設計した「司教館」があります。これは、中世の城を思わせる、堂々としたネオ・ゴシック様式の建物です。開催予定のアクティビティ:歴史あるカサ・ボティネスでは幅広いアクティビティのラインナップが用意され、ガイドツアー、コンサート、展覧会「ガウディと近代都市」のほかにもさまざまなイベントが行われます。一方、アストルガ司教館の庭園では、地元のアーティスト、アマンシオ・ゴンサレスが制作したガウディの彫刻が公開されます。エル・カプリチョでは、一般向けに、文化イベントやコンサート、特別見学、ワークショップが開催される予定です。 

マヨルカ大聖堂内部

マヨルカ大聖堂の修復

作品パルマ・デ・マヨルカでは、荘厳なマヨルカ大聖堂の修復を通して、カタルーニャ出身のこの建築家の足跡が見られます。自然光を減少させていた、塞がれていたゴシック様式の大窓をガウディが開放し、太陽の光を濾過するステンドグラスの窓を設置したことで、この教会は明るい空間に生まれ変わりました。開催予定のアクティビティ:大聖堂の内部で開催される特別展を通して、訪問者は、このモニュメントの改修におけるカタルーニャ出身の建築家ガウディの役割について深く知ることができます。

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