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小さなヨット、ホアキン・ソローリャ

アートをとおしてスペインのビーチを散歩

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何十年もの間、無数のアーティストたちがスペインの海岸の美しさを作品に反映しようと試みてきました。その美しさは、インスピレーションを与え、心をつかんで離さないものです。だからこそ、何年にもわたって何百ものキャンバスにそれを焼き付けようと苦心するのです。偉大な画家に影響を与えた目的地を見つけたら、書き留めて、そこを周遊するときの参考にしましょう。アート、インスピレーション、そして情熱が融合するビーチでリフレッシュするために、さあ、出かけましょう。 

サルバドール・ダリとポルト・アルゲル・ビーチ(カタルーニャ州)

サルバドール・ダリは去る20世紀に活躍したスペイン人で、画家、彫刻家、版画家、舞台美術デザイナー、さらには作家でもありました。多くの人にとって彼は現代美術における至高の存在であり、性格といい作品といい非常にシュールです。わずか19歳のとき、サルバドール・ダリはカダケス村のあるがままの美しさをとらえようとしました。のどかな村で、彼の家族にとってお気に入りの夏のバカンス先だったため、この芸術家にとっては思い出がつまった場所です。 

「サルバドール・ダリ-窓辺の少女(1925)」

カダケスはカタルーニャ州ジローナ県にある漁村として知られています。村へ到着後、海岸にぴったりと並び建つ白い家の間を歩いていくと、一列に並んでいるボートが地中海の波に揺れている様子を見ることができるでしょう。というわけで、1924年にダリがポルト・アルゲル・ビーチを描くことを決心し、ビーチの名を作品のタイトルにしたのは至極当然のことです。象徴的なビーチで、村の中心、サンタ・マリア教会の近くにあります。それほど大きなビーチではありませんが、格別な美しさをそなえています。波打ち際に近づくには、65メートルにわたって伸びる粗い砂、そこの暗い色、滑らかな小石の上をそろそろと歩いていくしかありません。穏やかで透き通った海が広がるこの傑出した環境は、まるで夢のようです。

カタルーニャ州カダケスの女性

ホアキン・ソローリャとバレンシアのビーチ(バレンシア州)

2,200点以上の傑作を生み出した著名なスペイン人画家、ホアキン・ソローリャは、油絵「ラ・オラ・デル・バニョ(水浴びの時間)」(1909年)または「イディリオ・エン・エル・マール(海での恋)」(1908年)等の作品を通じ、バレンシアのビーチでのさまざまな日常風景を映し出すのに成功しました。光あふれるテクニックと印象派の技法を駆使して、水にものが反射する様子、海岸の穏やかな波、ビーチの細かくて白い砂などを表現しました。彼が教えてくれたのは、なによりもバレンシアのビーチの静けさと、そこが家族と一緒に一日を過ごすのに最適な環境であるということです。 もう訪ねてみようと決めたなら、バレンシア市は市内にいくつものビーチがあり、驚くこと間違いなしです。マルバロサ・ビーチの水に身体を沈めてみましょう。バレンシア港の北にあり、各種サービスが充実しています。ラス・アレナス・ビーチは全長1,200メートルもあります。ピネド・ビーチにはなだらかな砂丘があり、波は穏やかです。アルブレ・デル・ゴス・ビーチは、お望みなら自転車でまわることもできます。 

水浴びの時間、ホアキン・ソローリャ

エルメネヒルド・アングラーダ・カマラサとマヨルカの入り江(バレアレス諸島)

マヨルカの入り江で本物の静けさに浸ったら、言葉を失うような水中の楽園を発見することでしょう。 エルメネヒルド・アングラーダ・カマラサは19世紀後半に活躍したスペイン人画家で、カタルーニャのモデルニスモを代表する人物です。マヨルカの海のなかにある美しさを世界に発信するために尽力しました。彼の作品には輝きと色に満ちた世界が神秘的な方法で描かれています。自然を超越した場所、光に照らされた楽園…日常から遠く離れた世界です。 

「エルメネヒルド・アングラーダ・カマラサ-サン・ペドロの雄鶏」by irinaraquel is licensed under CC BY 2.0

光を発するこの世界には、シュノーケリングやダイビングをとおして出会うことができます。マヨルカ島の西側にあるカラ・リャンプ、基礎自治体サンタニーにあるカラ・デル・モロ、またはその近くにあるカラ・サルムニアでお楽しみください。  アートにもスペインの海岸にもダイビングする準備をしましょう。どちらから始めるかはご自由に決めてください。 

「エルメネヒルド・アングラーダ・カマラサ-海底の洞窟」by irinaraquel is marked with CC PDM 1.0
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