へレス(シュレス)生物圏保護区
スペインとポルトガルの間で共有された保護地域であり、欧州連合でも最大級の国際保護区を形成しています。2009年よりユネスコにの生物圏保護区に指定されており、バイシャ・リミアとシュレス山地自然公園が含まれます。
生物圏保護区は山間部にあり、ガリシア州オウレンセ県南西部の6つの自治体にまたがっています。それは、ロビオス、エントリモ、ムイニョス、ロベイラ、カルボス・デ・ロンディンとバンデです。
へレス(シュレス)生物圏保護区
Parque Natural Baixa Limia-Xurés Estr. Portugal, 34
32870 オウレンセ (ガリシア)
オウレンセ (ガリシア):
- Lobios
- Muíños
- Entrimo
- Lobeira
- Calvos de Randín
- Bande
Activa JS
知っておくべきこと
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文化情報
この空間全体では、長い歴史を通じてこの地域を支配した諸民族の史跡や芸術作品を簡単に目にすることができます。例えば、前ローマ時代のドルメン、アス・コンチャスのダムにあるアクイス・クエルクエルニス軍営のようなローマ時代のラテンモニュメント、サンタ・コンバ・デ・バンデの教会といった西ゴート王国時代の建造物、そしてエントリモ村役場のようなバロック建築です。また、風車、水車やクロッシングといった民衆建築も数多く見られます。
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環境情報
ユネスコによる指定により、海洋性気候と地中海性気候が共存する地帯に特有の数多くの固有種から構成される、森林や泥炭湿原の多様な生態系が保護されています。かくして、前者の湿気が後者の穏やかな気温と組み合わされて、イベリア半島最大級の森林を生み出しているのです。
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観光情報
オウレンセからセラノバ方面に向けて県道OU-540を進むと到着します。また、シンソ・デ・リミアからは、バンデまで郡道OU-301を通って到着することもできます。ミーニョ川流域から、またはエントリモからスペインとポルトガルの国境を超えたアクセスルートもあります。