アギラル・デ・カンポー

ペニャ・アギロンの上にそびえる12世紀の城が見下ろすアギラル・デ・カンポーの町は、パレンシアのロマネスク様式をめぐるルートの主要スポットとなっています。

おすすめの見どころのうち、特筆に値するのがアーケード付きの広場で、そこにはサン・ミゲル参事会教会があります。14世紀に建てられたこの寺院には、金銀細工、絵画、象牙細工といった教区教会ならではの貴重な品を展示する博物館が入っています。また、重要性において引けを取らないのがサンタ・マリア・ラ・レアル修道院です。この壮麗な初期ゴシック建築はスペインで最古のものの一つに数えられています。修道院にある教会の内部には、バラエティーに富む数多くの作品を所蔵したロマネスク美術館が併設されています。締めくくりとして、威厳ある塔をそなえたサンタ・セシリア礼拝堂が挙げられます。