サン・イルデフォンソ市場

マドリードでストリートフード のコンセプトを市場のアイデンティティにしたパイオニア、サン・イルデフォンソは、ショッピングで過ごす1日にぴったりです。若者のファッションのメッカであるフエンカラル通りに位置するこのグルメ市場は、チュエカ地区、マラサーニャ地区、トリブナル地区界隈で一休みするのにおすすめの場所です。

シーフードやフリット、腸詰製品、タパス、串焼き、グルメバーガー、厳選されたワイン、クレープ、世界中のコーヒーなど、あらゆる種類の18軒の屋台が3フロアに分散した工業デザイン空間。3つのバルと2つのテラスが加わって完成したのが、興味深い連帯イニシアチブをとる市場のレイアウトです。週に1日（通常は水曜日）、サン・イルデフォンソ市場は、何らかの人道的プロジェクトの普及または資金調達活動を実行する非営利団体に門戸を開きます。屋台からの収入の1パーセントはこれらの団体に寄付される代わりに、市場は屋台施設を無料で貸し出しています。要するに、サン・イルデフォンソはルート途上で足を止めたくなるような、タクティックスに長けた立ち寄りスポットのひとつだということです。