
ドニャーナ自然公園

生物多様性の楽園
ドニャーナの生物多様性は、異なる生態系が共存してきた結果と言えるでしょう。グアダルキビル川の河口の右岸にあり、この一部は現在の自然公園全体と共に、この地域は1980年にユネスコにより生物圏保護区に宣言されました。
ドニャーナとその周辺の環境は、非常に水平なことが特徴です。そのため、保護区の「コトス」(安定した砂)や動く砂丘の波型の地形から低湿地帯へ土地が変化する様子を見ることができます。低湿地帯は多くの渡り鳥がたどり着く場所でもあり、その風景も特徴的です。保護区は幅広い生態圏を有しています。自然の湿地帯から、海岸地帯の複雑な砂丘やより内陸にある潟湖を通って、自然の植生と混ざった再植林地まで達します。最も重要な植生は、ビャクシン、ピニョンマツ、灌木、コルクガシ、ツツジ、ローズマリー、ハマビシ、イボタノキ、ハニエリシダ、ヤセウツボやモンペリエ・シスタスなどです。動物相に関しては、保護区には多様な種類が生息しており、その中でも水鳥や渡り鳥が最も際立っているものですが、イベリア半島特有の肉食獣としてドニャーナの象徴となったスペインオオヤマネコ(Lynx pardina)を忘れるわけにはいきません。他にも、この地域の代表的な種としてシカ、ダマジカやイノシシ、そして何種類かの爬虫類がいます。
ドニャーナ自然公園
Puebla del Río, La, Aznalcázar, Hinojos
41130 ウエルバ (アンダルシア)
カディス (アンダルシア):
- Sanlúcar de Barrameda
- Almonte
- Hinojos
- Aznalcázar
- Puebla del Río, La
ウエルバ (アンダルシア):
セビージャ (アンダルシア):
A unos 3 Km. de Matalascañas, por la carretera A-483.
21760 Almonte, ウエルバ (アンダルシア)
Carretera El Rocío - Matalascañas, a 6 Km. del centro de visitantes "La Rocina"
21750 Almonte, ウエルバ (アンダルシア)
Avenida Bajo de Guía, s/n.
11540 Sanlúcar de Barrameda, カディス (アンダルシア)
Carretera A-484 Hinojos - Almonte
21740 Hinojos, ウエルバ (アンダルシア)
Ctra. de El Rocío a Matalascañas, Km. 2
21750 Almonte, ウエルバ (アンダルシア)
ビジターセンター「ホセ・アントニオ・ベルベルデ」
Cerrado Garrido. Marismas de Aznalcázar.
41849 Aznalcázar, セビージャ (アンダルシア)
Activa JS
知っておくべきこと
-
文化情報
人間と自然との関係は、歴史を通して積み上げられてきました。ドニャーナとその住人が積み上げてきた関係を見るのもこの公園を訪ねる目的の一つとなるでしょう。自然公園の区域内には、ウエルバ県でもコロンブスがアメリカ大陸へと旅立ったルートの一つである、モゲルの街があります。モゲールは、建築において最もピュアなアンダルシア様式を保存していることで知られる街です。アメリカ大陸の発見に参加したカラベル船3隻の1つが建造された像船上が位置していた場所である、ティント川の桟橋・乗船場を訪問するのは、興味深い体験になるでしょう。
-
環境情報
ドニャーナの周辺環境では、500種類を超える、素晴らしい環境学的価値の動植物が生息しています。
-
観光情報
ビジターセンターでお問い合わせください。