王の病院（ブルゴス）

サンティアゴ巡礼の道の巡礼者たちに応対すべく、12世紀に国王アルフォンソ8世が創設したものです。ラス・ウエルガス修道院の女性院長が管理していました。当初はシストー会の様式で、その後カルロス1世の希望により改修が行われました。プラテレスク様式のローマ人たちの扉が際立っており、ここからブルゴス大学の法学部や学長室へとアクセスできます。教会の中では、16世紀のサンティアゴのモチーフの木の扉が興味を引きます。その中に、歩きながら子どもに授乳する女性巡礼者が登場します。