ラス・レトラス地区

ラス・レトラス地区は、スペインの偉大な文学者が何人も住み作品を生み出した、マドリード市内の中心にある地区です。現在は、文学、ボヘミア、娯楽、ショッピング、そしてとっておきのグルメが混合するエリアとなっています。

この地区は、歩行者専用または車のアクセスが制限された細々とした通りと、サンタ・アナのような快適な広場で構成されています。ロペ・デ・ベガ、ケベド、ゴンゴラ、セルバンテスといったスペイン黄金世紀の文学の重要人物が住み、執筆していた家が簡単に見つかります。また、様々な通りの舗装に、そのうちの何人かの作品の碑文と短いテキストを見ることができます。「ラス・レトラス地区」のもうひとつの魅力は、何世紀もの長い歴史を持つ最も伝統的な施設（靴職人、銀細工職人、楽器製作職人など）からモダンで前衛的な空間まで、幅広く商業的な提供をしていることにあります。同様に、このエリアは、マドリードのグルメとスペインで人気の「タパスの食べ歩き」が楽しめるレストランやテラスでいっぱいです。また、この地区のロケーションはマドリッドの文化を学ぶのにうってつけです。地区内にはカイシャ・フォルムがあり、周辺には国立プラド美術館とティッセン＝ボルネミッサ美術館、そしてプエルタ・デル・ソル広場やマヨール広場といった史跡地区があります。