Monumento

カステリェット・デ・バニョレスのイベリア人集落

Tivissa

Tarragona

イベリア人が起源のこの定住地は、カタルーニャの地中海側でもっとも重要な定住地のひとつ。「ティビッサの財宝」として知られる硬貨、銀細工、陶器のコレクションが発見されています。

1912年に見つかった要塞化された集落で、面積約4400ヘクタール、紀元前5世紀~2世紀にかけてイベリア人が住んでいました。具体的には、イベリア時代初期に相当すると思われ、見たところ、第二次ポエニ戦争に起因する、ローマ人とカルタゴ人の武力衝突の結果、村は壊滅状態となったようです。なお、住居の壁、防壁に設けられた一風変わった防衛塔2本が発掘されています。ここからは、いわゆるティビッサの財宝が出土。これは銀細工の宗教用品――注目されるのは、おそらくイベリア人の寺院に関わる彫刻入りの銀の皿――、イベリアや古代ギリシャの陶器、「Tibisi」と刻まれた原住民のイベリア人・ローマ人の硬貨や、「エンポリオン」(ジロナ県アンプリアス) や「リェルダ」(リェイダ) で鋳造された硬貨のさまざまな財宝のコレクションです。

カステリェット・デ・バニョレスのイベリア人集落


Carretera C-44 de Tivissa a Móra la Nova, km 23

43746  Tivissa, タラゴナ  (カタルーニャ)