インディアス総合古文書館

インディアス総合古文書館がメルカデレス卸売市場跡に建設され始めたのは、16世紀末のことです。フアン・デ・エレーラが設計し、アロンソ・デ・バンデルビラとフアン・デ・ミンハレスが建設を担当しました。17世紀には2階部分と、古文書館の外にある「誓いの十字架」が建設されました。100年後にカルロス3世がこの建物をインディアス総合古文書館の本館と選ぶと、主な階段の飾り直しなど、さらなる工事が行われました。フロアが正方形で中央に広いパティオを持つ建物です。スペインとアメリカ大陸植民地との歴史的な関係を再現することができるような、貴重な書物が内部に保管されています。