ロス・ベネラブレス病院の庭園

ロス・ベネラブレス病院の中庭は、多数のセビージャ・バロックの中庭の中でも最も代表的なものであると同時に、個性的なものでもあります。中庭は立面図上クラシック様式で、最上階にレンガのティンパヌムと長方形の開口部を持つアーチ型の回廊があります。完璧な抑揚が存在し、採寸と装飾は計算され尽くされています。中庭の要素が通りのファサードや回廊で繰り返され、建物に紛れもない統一感と一体感を与えています。下の遊歩道からは、手すり付きのシンプルな階段を通って中庭に降りることができます。 この街の中で絶えず繰り返されているパターンは、アルカサルの中庭でも見られます。