バルデモサのカルトゥハ修道院

1309年に建設された宮殿です。1399年よりカルトゥジオ会の僧侶の手にゆだねられ、1835年にはメンディサバルの財産没収により民営化されました。今日残されている建物で最も古い部分であるとされる回廊、カルトゥジオ修道会の旧薬局、庭園、ラ・セルダ・プリオラルの部屋（礼拝堂、図書館、聴衆室、寝室...）も含め、修道院の見学が可能です。部屋にはカルトゥジオ修道会の歴史的、芸術的遺産が収められています。また音楽家フレデリック・ショパンと作家ジョルジュ・サンドの重要な私物コレクション、手稿文書、楽譜も保存されています。この地でショパンは プレリュード 作品28 を作曲し、サンドは マヨルカの冬を執筆しました。旧ガスプ印刷所に関するコーナー、ルイス・サルバドール・デ・アウストリア大公コレクション、トラムンタナ山脈やミロの作品を含む現代アートコレクションの鑑賞も合わせて見学できます。