ガンディア(バレンシア県)の聖週間における「遭遇」の宗教行列

ガンディアの聖週間

国定観光名物祭り
Valencia-València

3月から4月にかけて、ガンディア(バレンシア県)は国内観光名物祭りに指定された聖週間を祝います。 

その起源は中世に遡ると考えられているものの、確実に言えるのは、この祭りがこの町で19世紀末に始まり、さらに1952年以降は毎年欠かさず開催されているということです。最もガンディアの聖週間らしい行事といえば、1550年、地元の守護聖人であるサン・フランシスコ・デ・ボルハにより毎年上演することが制定された典礼劇「墳墓への訪問」です。聖土曜日に開催され、キリストの埋葬、「マリアたち」の墓への訪問、そして復活を告げる天使の登場が表現されます。さらに、聖週間(3月末か4月)の月曜日から土曜日にかけて、街を練り歩くさまざまな行列が行われます。その中でも特徴的なものが、木曜日の夜に行われる「われらの父ナザレのイエス」と「悲しみの聖母」との「遭遇」、聖金曜日の夜に行われる「聖なる埋葬」の宗教行列、そして復活祭当日に行われる聖母マリアと復活したイエスとの「遭遇」です。ガンディアの聖週間は宗教行事ですが、地元の人たちを巻き込み、市民参加によって盛り上がるものであるという点で、集団で楽しむ文化行事でもあります。 

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ガンディアの聖週間


Gandía, バレンシア-バレンシア  (バレンシア州)

* 日程は確定していません。

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