風刺の利いたニノット、爆竹、音楽、典型的な衣装、炎…。世界的に有名な祭りであるバレンシアのファジャスでおなじみの光景が、同じ日程でガンディアでも繰り広げられます。実際、この伝統は、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
19世紀にバレンシアのファジャスをイメージして生まれたガンディアのファジャスは、この地域でもっとも古い火祭りのひとつに数えられます。祭りには高温発光の材料で作られたさまざまな彫刻が登場します。その主役がニノット(モニュメントを構成する像)で、通常は風刺を利かせた場面が表現されます。現在では毎年20体を超える見事なモニュメントがファジャス用に制作されるほか、それより小さめの、子供向けのファジャスも用意されます。3月15日になると、ファジャスがガンディアの通りに設置されます(「プランター」と呼ばれます)。翌日からはファジャスの周囲でさまざまなお祭りが開催されます。コンサートや爆竹鳴らしが宗教行列や献花と並行して行われるのです。ファジャスは3月19日の聖ヨセフの日にクライマックスを迎え、クレマーと呼ばれる炎で包まれることになります。ガンディアのファジャス博物館では、この祭りに関連するあらゆることについて、マルチメディア教材や体験型の展示を通じて学ぶことができます。
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ガンディアのファジャス
Gandía, バレンシア-バレンシア (バレンシア州)
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