スペインではどのようにして新年を迎えるのでしょう。12粒のブドウを食べながらです。12月31日夜中の12時の鐘の音に合わせてブドウを一粒ずつ食べる習慣がスペインにはあります。鐘が鳴り終わるまでにブドウを全て食べ終えると、新年が幸運と富でいっぱいになると言われています。その魔力を信じるか信じないかは別として、一度体験してみる価値はあります。楽しいこと間違いありません。12粒のブドウを食べるそのひと時が大晦日で最も待ち遠しい時なのです。時計台の鐘の音は、スペイン全国にテレビで生中継されます。この日は、家族やお友達同士で集まって美味しい料理を囲み、その後12粒のブドウを食べて楽しく過ごします。多くの街や村では、広場や時計台のある象徴的なスポットに集まって皆で一緒にブドウを食べ、「行く年」の最後の瞬間を共有します。イベントへの参加を希望するなら、地域の観光案内所で詳細を確認しましょう。
