ウルバサ・イ・アンディア自然公園

文化情報

ナバーラ州の特徴的な法律によれば、ウルバサ山脈とアンディア山脈は、どの自治体にも属さない代わりにナバーラ州自体に属するものとされています。とはいえ、どちらの山脈も、アルサスア、アメスコア・バハ、アラキル、バカイク、エルゴイエナ、エチャリ＝アラナツ、イラニェタ、イトゥルメンディ、ゲサラス、レサウン、オラスティ/オラサグティア、ウアルテ＝アラキル、ウルディアイン、バジェ・デ・ジェリ、シオルディアなど、多くの興味深い自治体に囲まれています。たとえば、アンディア山脈と隣接するアララル山脈の麓に位置する町、ウハルテ・アラキルから10 kmのところに、9世紀から12世紀にかけて建てられたロマネスク様式のサン・ミゲル・デ・アララル聖域があります。美しい伝説が残る聖地で、午後2時から4時を除いて終日一般開放されています。

環境情報

数多く存在する貯水池や池は、ファイアサラマンダー、マダライモリ、ナッタージャックヒキガエル、ヨーロッパアカガエルなどの両生類にとって理想的な場所と言えます。鳥類では、コアカゲラやヒメアカゲラ、クマゲラ、キバシリが森の中で際立っています。急峻な壁面には、イヌワシをはじめ、ハゲタカ、ワシミミズク、エジプトハゲワシ、ハヤブサ、キバシガラス、シロハラアマツバメが巣を作っています。これらの山脈に生息する哺乳類については、イノシシ、ヨーロッパジェネット、ヤマネコ、ヨーロッパアナグマ、オオヤマネが際立っています。

観光情報

ビジターセンターは、オラスティ/オラサグティアから7キロメートル離れた場所にある旧道路管理事務所に入っています。この建物は、ウルバサ山脈を北から南へと縦断する曲がりくねった道路NA-718号線沿いにあります。公園内のテーマ別ルートや常設展示についての情報があります。NA-718と並行して、さらに東ではNA-120道路が隣接するアンディア山脈を北から南に横断しています。