セゴビア県のドゥラトン渓谷

ドゥラトン川渓谷自然公園

Segovia

ドゥラトン川の力


ドゥラトン川の水流によりこの公園では深い峡谷が刻み込まれ、今日では数多くの森林猛禽類の素晴らしい生息地となっています。

セゴビアの北東にあり、自然の美しさに加えて、考古学的・歴史的豊かさで特筆されます。ドゥラトン川の水はセプルベダを通過後に、100m以上の高度差のある地域の峡谷に囲まれています。その豊富な水力によりドゥラトン川が展開し続ける印象的な活動の結果、石灰岩の中に深い峡谷が削り取られ、そこでは数多くの猛禽類(特にシロエリハゲワシ)が営巣しています。公園はセプルベダ、セブルコルとカラスカル・デル・リオの自治体にまたがっています。基本的に2種類のルートが楽しめます。上流より深淵を沿ってゆくルートと、下流より川の流路のそばをたどるものです。

ドゥラトン川渓谷自然公園


Sepúlveda, セゴビア  (カスティージャ・イ・レオン)

スペースのタイプ:自然公園 面積:4,953 ヘクタール Eメール:cp.duraton@patrimonionatural.org TEL::+34 921 540 322 Webサイト:ドゥラトン川渓谷自然公園

セゴビア (カスティージャ・イ・レオン):

お役立ち情報

知っておくべきこと


  • 文化情報

    セプルベダでは、街の考古学遺跡群の他にも、典型的な焼肉料理を楽しまないわけにはいきません。カンタレホから4kmの場所に、水鳥が数多く住む湿地帯があります。中世にはエル・セプルクロ(埋葬地)として知られたペドラサ・デ・ラ・シエラやセブルコルといった中世の村もぜひ訪れてみてください。

  • 環境情報

    森には重要な猛禽類が生息しており、その中でもシロエリハゲワシ、エジプトハゲワシ、イヌワシやオオタカなどの種が重要となっています。植物相の中では、スペインビャクシンやビャクシン、そして河畔の森はヤナギ、トネリコ、ポプラ、ニレやハンノキが生息する森があります。

  • 観光情報

    ドゥラトン川渓谷のビジターセンターでは、ハゲワシの子育て期間(1月~7月)の間、公園の保護地域へのアクセスパスを発行しています。