ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ピエダ修道院
Casalarreina
La Rioja
このドミニコ会修道女の修道院はゴシック・ルネサンス様式の華麗な建物で、その代表的な要素として、修道院の教会のファサードに施された彫刻の装飾が挙げることができます。
教会はゴシック・ルネサンス様式ですが、どちらかというと初期ルネサンスならではの様式が前面に押し出されています。教会には、側面に礼拝堂がついた身廊がひとつと、建築家フアン・デ・ラシネスの主要作品のひとつであるリブヴォールトで覆われたインパクトのあるシュヴェがあります。古典主義的バロック様式(1629年)の主祭壇画は、フアン・デ・ガライの作品です。正面玄関は、ペンデンティブの上の半球天井で仕上げられた三つの半円アーチのポルティコまたはアトリウムの下で保護されています。プラテレスク様式の祭壇ファサードと理解されているフェリペ・デ・ビガルの作品には、多くの歴史的なレリーフが施されています。教会に付属する修道院の回廊は2階建ての造りになっています。下の階にはゴシック様式の尖頭アーチが施され、上の階は軸に装飾のない柱に支えられたオープンな回廊になっています。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ピエダ修道院
Plaza de Santo Domingo, 5
26214 Casalarreina, ラ・リオハ (ラ・リオハ)
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