サルバドール教会(エヘア・デ・ロス・カバジェロス)
Ejea de los Caballeros
Zaragoza
1222年にサラゴサ司教のヒメノ・デ・ルナによって奉献されたエル・サルバドルの古いロマネスク様式の参事会教会は、要塞のような頑丈な外観で、素晴らしい彫刻や絵画が施されています。
この建物は、身廊と多角形のシュヴェで構成されており、15世紀末に外部通路と2つの礼拝堂が追加されました。16世紀半ばにはさらに6つの礼拝堂が建てられました。塔の構造は防御のための要塞で、角には城壁と円筒形の小塔があります。2枚のロマネスク様式の扉は、アグエロ師匠によるものとされています。西側扉口のタンパンには、天使と植物をモチーフにした柱頭に支えられたキーローが描かれています。北側の扉は「最後の晩餐」をテーマにしており、柱頭には不敬なモチーフとキリストの生涯の場面が交互に描かれています。内部では、1440年にブラスコ・デ・グラニェンが描いた「鞭打ち」と「十字架の道」の場面が描かれた主祭壇画が際立っています。
サルバドール教会(エヘア・デ・ロス・カバジェロス)
Plaza de la Magdalena, s/n.
Ejea de los Caballeros, サラゴサ (アラゴン)
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