クエンカ現代アートセンター

世界遺産の町の旧市街には、17世紀の素晴らしい建物にアントニオ・ペレス財団のクエンカ現代美術館があります。ここには、スペイン国内外の有名芸術家によるアンフォルメル、抽象芸術、ポップアートなどのさまざまなスタイルや傾向の作品が数多く展示されています。

建物全体に50以上の展示室があり、20世紀半ばから現在までの現代芸術の変移を探る膨大な作品コレクションを所蔵しています。アントニオ サウラ、アンディ・ウォーホル、マノロ・ミラーレス、ラファエル・カノガル、カルメン・カルボ、エキポ・クロニカ、ルイス・ゴルディージョ、フェルナンド・ソベルなど数多くの著名なクリエイターによる作品が集められ、その全員が共通の絆で結ばれています。アントニオ・ペレスとの友情やコラボレーションです。また、この美術館には新進アーティストによる新しい作品を展示する企画展も設けています。アントニオ・ペレス自身による「発掘作品」の絵画や彫刻は、他の展示作品と並んで鑑賞できる魅力的な企画のひとつです。また、クエンカの現代美術館のほかにも、アントニオ・ペレス財団はサン・クレメンテ（グラフィック作品美術館）、ウエテ（写真美術館）、シグエンサ（ラ・プラズエラセンター）の町にも文化施設を運営しています。