パルマ

マヨルカ島の中心都市パルマは、同名の湾に位置し、一年をとおして良い気候に恵まれています（年間平均気温17.9℃）。太陽と海の観光地として知られ、美しい旧市街もあります。

ミロの足跡をたどる

20世紀において最も独創的で影響力のあった芸術家の一人であるミロの、ゆかりの地と作品を巡る旅へと出かけましょう。ジョアン・ミロ。旅のお供は、反抗、想像、不合理、色彩、奇妙な幾何学的建築、コラージュ、シュルレアリスムの彫刻です。訪れるのは、生誕地バルセロナ、ミロにとって着想の源であったムンロッチ、そして、マドリードおよび市内にある有名な国立ソフィア王妃芸術センター、さらに晩年を過ごしたパルマです。 この旅で、ムンロッチやマヨルカ島の自然環境とミロの特別な結びつきを感じ、作品の前に立って感銘を受け、ハーバード大学の名誉博士号やスペイン文化省の美術金メダルを受けたこの人物についてもう少し詳しく知り、そして何よりも、思い出に残る日々を過ごすことになるでしょう。さあ、出発です。

パルマ・デ・マヨルカ空港

パルマ・デ・マヨルカのモダニズム

ガウディ や ドメネク・イ・モンタネー など、カタルーニャのモダニズム建築の大物は、20世紀の初め、その美学で パルマ・デ・マヨルカ の建築物に影響を残しています。この見学コースは、市内の最も代表的な モダニズム建築 を巡ります。モダニズム――今なお、見る者にインパクトを与え続ける建築様式。

パルマ・デ・マヨルカで見逃せない美術館・博物館5か所

バレアレス諸島の州都は、バカンスを楽しむのに最高の場所ですが、これは単に美しいビーチやマリンブルーの水の入り江がすぐ近くにあるからではなく、その多様性、文化や歴史も魅力であるからです。パルマ・デ・マヨルカでは、歴史やスポーツそして芸術まで、さまざまなテーマの美術館や博物館が数多くあるこの街を、最大限に楽しむことができます。以下を読み進めると、全てを知ることができます。

パルマとその周辺で過ごす週末

さぁ、旅の準備をして、地中海に浮かぶバレアレス諸島のマヨルカ。中心都市はパルマ。文化あり、ビーチありのパルマ市は、少なくとも週末をたっぷり使って訪れたい街です。

セーリング：パルマベラ

2004年よりパルマでは、毎年この名誉ある大会が行われてきました。トーナメントはラテンヨット、改造ヨット、マキシ、スワン・マキシ・クラス、ボックス・ルールRI、ORCインターナショナル、IRC、モノタイプ・時代とクラシックのクラスのレガッタで行われます。さらに、このイベントは2010年にワリークラスとスワン・マキシ・クラスの公式サーキットに加えられました。バレアレス諸島の楽園でヨットを楽しむ素晴らしい機会です。

セーリング：Mapfreレガッタ国王杯（Regata Copa del Rey Mapfre）

大会が初めて行われたのは1982年であり、その年には約50隻のボートが参加しました。35隻がスペインの船、その他は外国からの参加でした。1990年には、IMSが定めた新しいボート分類システムを採用した、国際サーキットにおける最初の大会となりました。2004年の大会では現存のカテゴリであるIMS 500とIMS 600に加え、新たなカテゴリであるIMS 670が設定されました。

セーリング：パルマ市杯

バレアレス諸島のパルマ市は、軽量ヨットで最も名声のある選手権を再度受け入れます。レースはオプティミスト、レーザー、ヨーロッパ、420とベネトーのモデルで実施されます。この中でも最も目を見張るものがオプティミストカテゴリーで、400組を超えるチームが参加します。

セーリング：ソフィア王女杯

パルマには、国際ヨット連盟が開催する著名イベントにおいて、1000組を超えるチームが集まります。合計ではレガッタ選手は1500名ほどになり、その中でも際立つのは、470、RS:X、レーザー標準と放射線、Finn、49er、女子マッチレースとパラリンピックヨットのカテゴリーでのオリンピック選手権・世界選手権や欧州選手権です。

陸上スポーツ：パルマ・マラソン

パルマ市内の通りを走る４つのレースが行われ、100％陸上スポーツを満喫できます。種目はマラソンレースの他、ハーフマラソン、10キロレース、市内を巡るノルディックウォーキングです。

ベイベル城

丘の上に建つゴシック様式の城。

マヨルカ大聖堂

大聖堂はパルマ・デ・マヨルカの旧市街の市壁の上に建設されています。

マルチ邸博物館／バルトロメ・マルチ・セルベラ財団

バルトロメ・マルチ博物館の芸術と書籍コレクションを収蔵しているこの博物館は、パルマ・デ・マヨルカの歴史地区中心部にあります。

パルマ・デ・マヨルカの卸売市場

パルマ・デ・マヨルカの卸売市場は、島屈指の美しさを誇る一般建築です。1426年、ギジェム・サグレラによって建設が開始されました。

アラブ式浴場（パルマ）

ほぼ修復が行われないままの状態で保存されています。

エス・バルアルド。パルマ近代・現代美術館

この美術館の主たる目的のひとつは、見学者に世界中の近現代美術を身近に感じてもらうことです。

ラ・アルムダイナ王宮

その名は城壁の外の要塞を意味します。

マヨルカ博物館

パルマ館は16世紀に建設され、一般には偉大なキリスト教徒の家の愛称で知られる屋敷に設けられています。2015年には、カサル・ダイアマンス館に美術・装飾芸術セクションがオープン。

サン・カルロス城

海洋領事館

この建物は、海上貿易とその活動を規制するために使用されていました。

サン・フランシスコ修道院（パルマ・デ・マヨルカ）

マヨルカ・ミロ財団美術館

ジョアン・ミロは1956年から1983年に亡くなるまでマヨルカ島に滞在し、豊富な創作活動を展開しました。

フアン・マルチ財団美術館

当施設の収蔵品は、主にフアン・マルチ財団が1973年に開始したコレクションから調達されています。

パルマ港

パルマ水族館