展覧会「スティーブ・マックイーン:66-76-26」、ビルバオ・グッゲンハイム美術館。スティーブ・マックイーンのポートレート。撮影: © James Stopforth

スティーブ・マックイーン: 66-76-26

Bizkaia

ビルバオ・グッゲンハイム美術館では、アーティスト兼映画監督のスティーブ・マックイーンが同館のために特別に制作した新作インスタレーションが紹介されています。ニーナ・シモンとデヴィッド・ボウイの比類なき歌声で流れる「ワイルド・イズ・ザ・ウィンド(Wild Is the Wind)」を通して、時間と空間をめぐる感動的な体験を楽しめます。

愛と哀愁、ノスタルジーが複雑に溶け合う楽曲「ワイルド・イズ・ザ・ウィンド(Wild Is the Wind)」は、30年以上にわたり、この英国人アーティストの作品に登場してきました。スティーブ・マックイーンは今回、ニーナ・シモンによる1966年版とデヴィッド・ボウイによる1976年版の歌唱を、いずれもアカペラで暗い展示室に組み合わせ、新たな視点から聴けるようにしています。ニーナ・シモンの声が展示室の片側から響き、反対側からボウイの声が応えます。来館者がギャラリー内を移動するにつれ、二つの声は空間を介して対話を繰り広げます。作品タイトル「66-76-26」は、シモンとボウイがそれぞれのバージョンを録音した年と、本作が制作された年を示しています。本作は二人の声の出会いをたたえ、両者を隔てる時間の距離を消し去ります。 

スティーブ・マックイーン: 66-76-26


ビルバオ・グッゲンハイム美術館

Avenida Abandoibarra 2

48009  Bilbao, ビスカヤ  (バスク)

火曜~日曜 10:00~19:00

*情報は変更される可能性があります