オフロード自転車に乗るサイクリスト

マウンテンバイク - スペインのオフロードを自転車で

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スペインは、自然の中をマウンテンバイクに乗って駆け巡るのに絶好の場所です。マウンテンバイク(全地形対応型自転車)センターのネットワークが拡大の一途をたどっているおかげで、このスポーツの愛好者は数々の絶景に出会うことができる上、必要なものはすべて手に入れられるようになっています。何百キロメートルもの道のりを、一人で、またはご友人やご家族と一緒にペダルを漕ぎに来ませんか。

スペインが選ばれる理由

スペインの優れた気候の下では、マウンテンバイクをほぼ1年中楽しむことができます。沿岸部から高山まで、変化に富む景色が広がっています。実際、多くのコースが自然保護区を通過します。スペインが、世界最多の生物圏保護区数を誇り、かつ、15の国立公園を抱える国であることはご存知でしたか?長距離のマウンテンバイクコース(数日を要する旅になるでしょう)が整備されていることに加え、マウンテンバイクセンターのネットワークの構築が進められているため、センターの助言を基に、より具体的な行程をたどることができます。提案されるルートはほとんどの場合、エンジン付きの乗り物が走行する区間やアスファルト舗装された地面、対面通行の道路などを通らずに済むものです。スペインのマウンテンバイクセンターの多くは、エクスカーションやツーリング、習得コースを企画・運営しています。

自然の中のサイクリスト

スペインには無数の宿泊施設(ホテル、アパート、キャンプ場、カントリーハウスなど)があり、料金設定もさまざまです。「バイクフレンドリーなホテル」と呼ばれる宿泊施設まで存在し、とりわけマヨルカ島やカナリア諸島、ピレネー山脈周辺に多く見られます。こういった宿泊施設では、監視カメラ付きの駐輪スペースをはじめ、洗車場、GPS用ルートの無料ダウンロード、マッサージ、アスリート向けの特別な献立、マウンテンバイクのレンタル、各種の周遊プランといったサービスを利用することができます。スペインに根付く自転車の伝統のおかげで、この国では、世界的にも有名なレースであるブエルタ・ア・エスパーニャ自転車ロードレースが開催されているほどです。ご自分のマウンテンバイクにまたがり、ブエルタのいずれかの区間を走り抜けてみるのはいかがでしょう。

ブエルタ・ア・エスパーニャ自転車ロードレース

マウンテンバイクセンターとは?

マウンテンバイクのライダーおよびマウンテンバイクの安全走行のために設営されている屋外スペースのことです。マウンテンバイクセンターを起点としていくつものルート(幅の広い車線または交通量の少ない道を通るものもあります)が伸びているほか、同センターは多くの場合、次のような特徴をそなえています。観光インフォメーションを入手することができる待合室となっている。駐車場、シャワールーム、洗車場、自転車の修理およびレンタル(自分の自転車を持参しない場合)が揃っている。各ルートの技術面での情報、コースのレベル別の分類、測量に基づいた図解の資料を提供している。

雲海に浮かぶテネリフェ島でマウンテンバイクに乗っている親子

標識・標示

山間部には、国際規格に準じた標識が掲げられている場所もあります(バスク州がその代表例です)。ただし、それぞれの地域で独自の標識が設置されています。自然環境の保護を目的に、多くのコースにおいて固定標識を利用しない措置が講じられています。

地域一覧

数あるマウンテンバイクコースの中でも、特筆に値するのが長距離ルートです。これは100キロメートルを超える長さの特別なルートで、高い自然的価値を有していたり、並外れた環境の中を通過したりするものです。中でも、特に人気の長距離ルートをご紹介します。トラスアンダルス:アンダルシア州をおよそ2,000キロメートルにわたってマウンテンバイクで走破するルート。ラ・トランスピレナイカ:ピレネー山脈を横断するルート。カナリア諸島:火山活動によって作られた島々に広がる溶岩台地を駆け巡るコース。マウンテンバイクセンターに限っていえば、カタルーニャ州に用意されている幅広い選択肢に勝るものはないでしょう。

アストゥリアス州を通る銀の道を行くサイクリスト

バイクパーク

マウンテンバイクに乗って息をのむような景色に囲まれることが趣味なら、バイクパークにはきっと興味をそそられるはずです。マウンテンバイク用のさまざまな形態をしたコースで構成されていますが、通常はダウンヒルで、人工や自然の障害物が置かれています。バイクパークは基本的にスキー場に併設されており、たとえば、ラ・モリーナ、マンサネーダ、ラ・ピニージャ、シエラ・ネバダといったスキー場にあります。また、フェナソーサの場合のように、自然環境の中に設けられているバイクパークもあります。一般的に、自転車や自転車アクセサリーのレンタルを行っています。

マウンテンバイクに乗っているサイクリスト

アドバイスとおすすめ

アドバイス

- GPSか地図、そして方位磁針を携行しましょう。必ずヘルメットと適切な服装を着用してください。その他の必需品としては、クリアレンズのサングラスや工具セットが挙げられるほか、長距離移動の場合には小ぶりの救急セットも必要です。 - 夜間やトンネル内では常に、反射材のついた服を身に着けなければなりません。 - ヘッドライトとテールライトは、50メートルの可視距離をもっている必要があります。 - ルートへと出発する前に、天気予報をチェックしておきましょう。山に入る場合は、ご自分の計画について信頼できる人に知らせておきましょう。 - ご自分の体力に見合った行程を選択しましょう。 - スペインでは、原則として高速道路と自動車道の自転車による通行が禁じられています。ただし、禁止の表示がない限り、自動車道における14歳以上のサイクリストの通行は許されています。 - スペインまで各自の自転車を飛行機で運ぶ場合には、自転車が的確に梱包されていなければなりません。飛行機会社によっては、自転車を預ける際に特別料金がかかることもあります。長距離バスの場合も同様です。航空券や乗車券を購入の際にお確かめください。 - マウンテンバイクに乗るにあたっては、医療保険、損害保険、賠償責任保険へのご加入を推奨します。渡航に先立ち、自国の自転車協会に登録し、そこで保険の補償範囲をスペインまで広げてもらうか、または治療費用と個人損害賠償の補償が含まれる旅行保険に加入することをお勧めします。 - 宿泊する際は、野宿が許可されない場合もあることにご留意ください。 - 情報を入手するには、各地域のそれぞれの自転車協会までお問い合わせください。スペイン全国サイクリング連盟のウェブサイトもご覧ください。 - スペイン各地の観光公式サイトの多くや、マウンテンバイクに特化したウェブサイト上では、ルートの進路をダウンロードすることが可能です。多くのマウンテンバイクセンターが、独自のウェブサイトを開設しています。 - マウンテンバイクで巡るガイド付きルートを用意している団体や業者もあります。それらの多くはまた、宿泊施設の予約のほか、荷物の輸送、ルートマップの提供、GPS追跡、ウェルカムパック、カスタマイズされた計時サービスなどについても請け負っています。 - ここに記載される諸条件は変更されることがありますので、旅行開始前に必ずご確認ください。