アルメリア(アンダルシア州)にあるラウハル・デ・アンダラックスの典型的な通り

ラウハル・デ・アンダラックス

Almería

アルメリア県のラ・アルプハーラ地方にあるこの町は、シエラ・ネバダのふもと、ガドル山脈の前に位置しています。その絶景ゆえに、農村観光を楽しむには理想的な場所となっています。

町の中心部では、17世紀に建てられたラ・エンカルナシオン教会が傑出しています。ラ・アルプハーラの大聖堂の異名を持つこの教会は、バロック様式で仕上げられたムデハル様式の建造物で、大型で保存状態がよいのが特徴です。モスクの基礎部分の上に建設されたもので、教会内にはアロンソ・カノが手掛けた無原罪の御宿りやオランダ黄金時代の絵画が飾られています。また、町にある泉の数々にも目を奪われます。ロス・クアトロ・カニョスの泉、サン・ブラスの泉、ピラル・デ・サン・アントニオの泉などがあります。