ベルメオ港(バスク州ビスカヤ)

ベルメオ

Bizkaia

漁村であるベルメオには、漁村としてのあらゆる特徴をそなえた港があります。ビルバオ市へと続く道路では、いくつもある展望台から望む沿岸の崖の美しいパノラマに驚かざるを得ません。

1239年に町が建設されて以降、ベルメオは豊かな歴史を歩んできました。その証拠として、中心街には一連のモニュメントが残されています。次に掲げるものは、すべて重要歴史芸術モニュメントに指定されています。1357年に建設されたサン・フランシスコ教会の回廊、現在は漁師博物館となっているゴシック様式のエルシージャ塔、サンタ・マリア教会、おそらくベルメオ最古の教会だと考えられる、「宣誓」教会とも呼ばれるサンタ・エウフェミア教会、ファサードに2台の日時計が設置されている、1732年に建てられた自治体庁舎、「バスク理性主義」建築に区分される、船を思わせる構造のキンクベーラ邸です。また、14世紀に造られたサン・フアンのアーチに加え、中世を彷彿とさせる漁師の家が通りや広場、古い港に沿って軒を連ねる歴史地区も特筆に値します。街の人々の活気あふれる暮らしや素晴らしいレストランもまた、ベルメオに足を運ぶべき2つのもっともな理由です。

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