
Tarragona
アルカナールはエブロ川のほとりにある町です。
町の起源はモレタ・デル・レメイ(紀元前7~2世紀)のイベリア人の集落までさかのぼります。ただしその後はローマ人に占拠され、続いて現れたイスラム文明は、この土地に農業と灌漑に関する数多くの技術を広めました。その技術は今日でも活用されています。中世においてはアラゴン王国に併合され、それから数世紀を経たのち、町は城壁によって包囲されることになります(カレール・ノウ塔が現存)。沿岸部には側防塔が立ち並んでいますが、その一例がサン・ペレ塔です。