サダバ城

シンコ・ビージャス平原の真っただ中に中世風のサダバ城が、まるで他の時代の刻印のように印象的な形で、そして頑丈に建っています。

このお城でまず驚くことは、城壁内部の広さと高さです。38m x 30mの長方形を描いており、1,000 m2を超える面積が囲まれています。高く均一な城壁が、シトー会の芸術を思い出させてくれます。その周辺では、やはり長方形の塔が7つ立っており、城郭風になっています。トレ・デル・レイが際立っており、その下部にはこの区域へのアクセス門が開いています。分厚く頑丈な壁は、完全に加工され配列された石の素晴らしい切り石で建設されています。堅固な印象を強める要素としては、窓や開口部の少なさが挙げられます。内部では礼拝堂（マルタ騎士団に所属していた）や貯水槽が特筆されます。