ラス・カラベラス洞窟
Benidoleig
地中海の波打ち際でタイムスリップ
先史時代から人間に利用されてきたこの洞窟は、ムーア人とキリスト教徒の古い伝説と深いかかわりがあります。
この洞穴は、およそ1億3500万年前に堆積した前期白亜紀の石灰岩で形成されています。古来より知られている洞窟ですが、1768年、地下水脈を求めて採掘を行っている際に考古学的遺跡を発見したと報告したのは博物学者のカヴァニレスでした。1913年には先史時代の研究家アンリ・ブルイユがその高い科学的重要性について強調しました。この洞窟が地質学的にも考古学的にも非常に高い価値を有していることは、旧石器時代と新石器時代の遺跡をはじめ、ハイエナ、馬、クマ、雄牛、カバ、サイの古生物学的遺物が発見されていることからも明らかです。現在、こうした遺物はアルコイ博物館に収容されています。洞窟の入り口は海抜70メートルのところに位置しており、440メートルある全長のうち観光用のコースは300メートル以上にわたり伸びています。コースでは、鍾乳石や石筍のほか、高さ50メートルを超えるほどの巨大なドームの数々を鑑賞することができます。行程の終わりの区間では「トル・ブラウ」と呼ばれる美しい湖が姿を現します。
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ラス・カラベラス洞窟
ラス・カラベラス洞窟
Carretera de Benidoleig-Pedreguer, Km. 4
03759 Benidoleig, アリカンテ-アラカント (バレンシア州)
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