モタ城

カスティージャでも最大級の城の一つです。砦として用いられ、当時は軍事戦略上の要所でした。

城のフロアは、不等辺四辺形型です。主な入口は今は固定された橋になっていますが、以前は跳ね橋でした。橋を渡ると、小さな塔2つと、カトリック両王の王の紋章がついたアーチを目にすることができます。内部は4つの塔と中庭で構成されており、中庭には建物内の部屋が散りばめられていました。エンリケ4世の統治下において、王国の文書庫となりなした。軍事的に利用され、その大きさゆえに大砲の貯蔵庫となりました。16世紀の自治市民らの反乱の際に、王党派の目的地の一つとなりました。16世紀から17世紀にかけて有名人の監獄として使われ、フアナ・ラ・ロカの形見を収蔵しています。スペイン市民戦争後1942年からは、教育施設として使われています。