マルケサ庭園

Gran Canaria

1880年頃、アルカスの初代侯爵ラモン・マダン・イ・ウリオンドとその妻ドニャ・マリア・デル・ロサリオ・ゴンサレス・フェルナンデス・デル・カンポが、グラン・カナリア島北部のアルカスの町のすぐ近くに、「マルケサ庭園」として知られる広々としたロマンティックな庭園を造るよう命じました。彼らが選んだ場所以上に理想的な場所はありませんでした。というのも、アルカス山に保護され海岸に近いことで、現存する約400種の熱帯および亜熱帯種に属する2,500以上の植物が野性的に生育できる良性の微気候が作り出されるからです。植物学を熱烈に愛していた侯爵は、5ヘクタールの変則的なレイアウトのこの庭園に5大陸の植物を収集しました。園内では、この庭園で最も象徴的で樹齢400年から500年と推定される壮大な竜の木といった、注目に値する標本が目を惹きます。

マルケサ庭園


Las Hoyas 2

35400  Arucas, グラン・カナリア島  (カナリア諸島)

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